中学に入学したばかりの菜穂は、「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」と話しかけてきた亜矢と仲良くなる。彼女と一緒に図書館に通いつめるなどして学校生活を送る菜穂。しかし、13歳の誕生日にママが「爆弾発言」をしたことで、状況は一変した。ママとは強い絆で結ばれていると思ってたのに・・・。注目度急上昇の作家・石井睦美の心温まる一作、ついに文庫化!【解説/今江祥智】
母親が突然、フランスに半年留学したいと言い出すのですが、主人公は最初はとまどい、だんだん、応援しようと思えてきます。
センスが良くかっこいい亜矢、自立してハンサムウーマンみたいなまゆ子に支えられながら、主人公の菜穂も成長していきます。
まゆ子は個人的にはスキです。
12歳の主人公たちなので、12−13歳におすすめです。章だと漢字が読めないものもわりとあり、親がすべて読み聞かせでう読みました。
赤い靴(象徴ですが)で外に出ようとする母、素敵です。 (えみりん12さん 40代・ママ 女の子8歳)
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