「めざましくん」 みんなの声

読後に、思わず「ふふっ！」。主人公のめざましくんがとっても
微笑ましく感じます！

めざましくんのお仕事は、なまえの通り、「眠りから目ざめさせること」
それは私たち人間だったり、森の動物達だったり・・・
おっと！ネタバレになっちゃうな〜（-。-；）
ここで、皆さんも大体は想像つくと思いますが、めざましくんは
いろんな物を「目ざめさせる」のです。
なんて働き者の何だ〜！って感心してるところに
この季節ならみんなそう思うよね〜って感じで「めざまし君、アリガト〜」
と感謝ししたくなるような“めざましくんのお仕事”が登場♪
めざましくんに起こしてもらうと、心地良い、スッキリとした
目覚めができるんだろうな〜。

こちらの作品は、絶版になってるのですが、いろいろな目覚めを子どもたちにも
すごく分かりやすく描かれていて、保育園や幼稚園で読み聞かせをされてる方には
是非、手にとって読んでもらい、子どもたちの前でも読み聞かせをしてほしい。
そう感じるすてきな１冊だと思います。

息子「めざましくんって早起きだなあ〜。５時に起きている」
５時になると台所を起こして、森を起こして、
あれあれ、森って広いのかな？寝ぼすけなのかな？
めざましくんの時計を見ながら　話を読み進めていくと新しい発見があります。
めざましくんは春も起こします。
さむ〜い冬からあったか〜い春へ。
うまく表現されています。
とってもほのぼのします。

めざまし時計のめざましくんは朝起きるとみんなを起こしにでかけます。
お台所のパンやおなべたちを始め森の木々などを
｢ジリジリジリジリ〜〜｣
皆元気に目覚めます。
だんだんとスケールアップして
今度は北国の“春”を起こすことに一役買うめざましくん。
夕方になってめざましくんが起こすのは“夜”
確かに夜が来なければ朝は来ませんから。
なるほどーーなラストです。

めざましくんが起こすモノたちが目覚める様子が
とてもコミカルで表情も豊かで見ていて面白いです。
娘もめざましくんと一緒に｢ジリジリジリ〜〜｣と言って
皆を起こします。