手ぬぐい制作をする切り絵版画の手法で描かれた作品。
物語は、作者自身のかぼちゃ収穫の実話がもとになっているようですね。
ともくんとお母さんは庭の畑でかぼちゃを育てているのですね。
畑を耕し、種を植え、水をまき、と、親子での作業がいいですね。
ぐんぐん成長する様子もリアルです。
自然豊かな土地なのでしょう。
さまざまな生き物の気配も感じられます。
収穫間近のある日、あるハプニングが!
物語は一気にスリリングになりますよ。
かぼちゃ泥棒の正体はびっくりです。
でも、全部ではないので、さあ、お待ちかねのかぼちゃの試食です。
まあ、たっぷりのかぼちゃ料理が、なんともおいしそう!
お母さんの造形が、お団子ヘアに眼鏡、と、なんとも個性的ですが、
畑仕事もお料理も得意って、魅力的ですね。
何より、親子の絆がたっぷりと感じられて、ほっこり気分です。
幼稚園児くらいから楽しめそうです。