昔話が大好きな7歳の娘と5歳の息子と一緒に読みました。
なかなか暮らしが良くならない働き者のねたろう。おかあさんが亡くなったショックで、「おらはたらいてもはたらいても、だめなんやなぁ」といって寝てしまいます。
それからはお役人が来ても、子どもがからかっても、どんなにしても起きなかったねたろうが、3年3月経ったある日、起き上がったかと思うと、村のたんぼに遠くの川から水をひいてこようと言い出します。
「何をやってもダメな時はとりあえず寝てしまう」というのは、案外、有効な対応策かもなと、妙に納得してしまいました。昔話というのは、子どもが読んでも面白く、大人にもいろいろな気づきがあっていいなと思います。