表紙は、ねずみがおいしそうなフランスパンをぱくっとしようとしてるけど。。。とびらを開くと、ぱくっとするものは、ちがうものでした。そんなおどろきをくれるのが、うれしいですね。そして、ぱくっとするものはどんどんつながっていく。その連続がわくわく感を生みます。次はその次はどうなるの?という期待をふくらませるのが上手だなあってつくづく思います。
そして、最後は、思わずにっこりしてしまう結果に。みんなが笑顔になれる瞬間が待ってるので、お楽しみに。そしてそして、それだけでは終わらないおまけつき。ねずみさんならではのオチがついてきます。
集中する時間が限られた(笑)小さい子に読んであげるのにちょうどいい長さながら、読む大人も十分はまってしまう魅力のつまった一冊です。