図書館から借りてきて、6歳と11歳の娘たちと読みました。
たしろちさとさんの「つんつくむらシリーズ」、
どのお話も大好きですが、私はこのお話が特に大好きになりました。
秋になるとやってくる渡り鳥さんたちとの音楽会を心待ちにするこんくん。
みんなで秋を探しにいく所や、
あなぐまじいさんの「あきはゆっくり待つことが大事なんだからね」
の言葉がとても素敵で印象的でした。
発表会のシーンも、こんくんがこちこちに緊張してしまったところに
緊張しいの娘たちも共感したようです(笑)。
はなちゃんの秘密のおまじないも心が温かくなります。
みんなの演奏シーンは、弦楽器とオカリナの優しい音色が
本当に聞こえてくるような気がして本当に素敵でした。
芸術の秋、実りの秋、味覚の秋…。
様々な秋の魅力が満載、
そしてみんなの心の温かさを感じられるお話で
心がほっこりとしました。
秋に是非読んで欲しい一冊です。
つんつくむらシリーズ、是非集めたくなりました。