「せかい童話図書館(4) ぶんぶくちゃがま」 みんなの声

ぶんぶくは、お湯の沸く音だと思っていました。
あとがきを読んで、分福だと知りました。
福を分ける、たぬきさんだったのですね。
題名は知っていたのですが、内容はよく知らず
はじめて全部を読ませていただきました。
お寺にある言い伝えのおはなしのようですが、
やさしい気持ちのたぬきさんですね。

ぶんぶくちゃがま、懐かしいなと思い読んでみました。お話はちょっと長めかな?と思いましたが、省略などなく、読みやすくしっかりとした内容でした。きちんと昔話を伝えていくのにはお勧めできる絵本だと思います。あとがきも由来などが書かれていて勉強になりました。

小学館のぶんぶくちゃがまを読んだ後に、こちらをみました。
同じタイトルでも、登場人物や細かな部分が違っていて
新鮮な気持ちで読めました。
昔ばなしの読み比べは、おもしろいですよね〜。

いずみ書房さんの　ぶんぶくちゃがま　は、
親しみやすい絵と、文章と絵が完全に分かれていて読みやすいのが
特長だと思いました。

タヌキの見世物小屋が大繁盛して、お金がいっぱいたまったおじいさん。
もっとタヌキで稼ごうと思えば稼げるかもしれないのに、
決して強欲になることなく、
「おまえを、　これいじょう　みせものにはしたくない」
と、タヌキのことをおもってくれるおじいさんの優しさが好きです。

小さい子から安心して読める、楽しい昔ばなしですよ。

全頁試し読みで読みました。「ぶんぶくちゃがま」も有名なお話ですが、すっかり忘れていた私でした。ぶんぶくちゃがまが見世物になって、綱渡りをするのは面白いので覚えていました。ぶんぶくちゃがまは、愛嬌があって可愛いと思いました。ぶんぶくちゃがまの恩返しは、なかなか出来ない素敵なお話でした。

ぶんぶくちゃがま…どんな話だったかなーと思いだしながら読みました。
「ぶんぶく」は福を分ける茶碗（分福）とかぶんぶくぶんぶくお茶を沸かす（文福）ことからきたのだと説があるそうです。私はぶんぶくお茶を沸かすというほうからだと思っていました。
恩返しをしてくれるたぬきのお話って、少ない印象です。

子どもの頃に、絵本を持っていました。

しかし、ぶんぶくちゃがまを
「分福茶釜」と書くとは、はじめて知りました。

なにやら、おめでたい感じがしますね。
この絵本も、鮮やかな色彩のイラストで、とても明るい雰囲気です。

特にたぬきの表情が、ひょうきんで可愛らしく、愛嬌を感じました。