「せかい童話図書館(39) しらゆきひめ」 みんなの声

グリムのおはなしは、こわいものもあって、構えてしまうのですが、
しらゆきひめは、そんなに怖くもなくて、
絵本でも、映画でも、知る機会の多いおはなしですね。
重要な役割の、7人の小人たちについて、この絵本ではくわしく紹介されていて、興味深く読ませてもらいました。
そして、7人の小人たちがますます好きになりました。

お馴染みの「しらゆきひめ」です。全頁試し読みで読みました。文字も読みやすい文字で綴られているし、読みやすかったです。最後に、継母への仕返し部分が描かれてないのが、よかったです。王子様に見初められてハッピーエンドで終わるのに凄く満足な私でした！

「しらゆきひめ」は有名なお話だけにたくさんの絵本が出ているので読み比べてみるのも面白いですね。
こちらの「しらゆきひめ」は，初版はもう４０年も前とあって，どこか懐かしい感じの可愛らしいイラストがとても魅力的でした。
しらゆきひめと小人たちの触れ合いも愛らしくイラストととてもよく合っていました。
子供に安心して読み聞かせできる「しらゆきひめ」絵本だと思います。

しらゆきひめと七人の小人たちの交流の様子がしっかりと描いてある本だなと思いました。七人の小人たちが本当にしらゆきひめが大好きなんだなというのがよく伝わってきました。
挿絵も多かったです。
秋さんの巻末の「しらゆきひめについて」の解説が面白かったです。残酷な所はあえて描かれなかったようですがそれが似合うし納得できるお話でした。