幻のデビュー作品にやっと出会えました。
いや〜、これはシュールレアリスム的芸術作品ですね。
もうケチャップマンに体温を感じ、感情移入してしまいました。
自分にしかできない何かを探して毎日悩むケチャップマン。
何とストイックな姿勢なのだと感心しつつも、笑いがこみ上げて来ます。
ポテトフライ専門店に売り込みに行っても見向きもされず、なぜかそのままアルバイトとして、店長にポテトの揚げ方の厳しい指導を受けるケチャップマン。
ある日、店に現れたトメイト博士との出会いで、自身の魅力を初めて認めてもらえたのですが、・・・・・・。
初めてケチャップに出会ったあの衝撃を思い出しました。
甘さと酸っぱさの中に広がるトマトの旨味。
ケチャップマンの人生そのものの味ですね。
ケチャップマンの後ろ姿、いろいろと語っていますね。
鈴木先生の画力に改めて感銘しました。
この作品は、大人向けかな?
疲れて帰って来たおとうさんに、ビールと一緒に差し出したい。
まあ、小学校高学年から理解ができる作品だと思います。