「夢みるジェイク〜JAKE’S DREAM〜」 みんなの声

白い犬のジェイクの心の中の夢が画面いっぱいに描かれています。
ちょっと首を傾げて考え込んだり、寝転がったり、ジェイクの表情はいつもやさし気でかわいいです。
詩のような英語の文章があるのもうれしいです。
緑がどこまでも続く羊たちの牧場。砂丘と海。白い灯台。赤い帽子が見せてくれた風景がとてもきれいです。

葉祥明さんのイラストがとても大好きです。
最近、見ていませんでしたが妊婦の時にも「おなかの赤ちゃんとお話ししよう」という絵本がとても好きで胎教になっていました。

イラストには癒しの効果があり、そして不思議と心も静まります。
さわやかで明るい色彩も元気を与えてくれます。
空の青と緑、そして海の青。
葉祥明さんの絵を見ているだけでも元気が出ます。

そしてジェイクとピッピのストーリーも英語と日本語両方楽しめるところが大変気に入りました。
英語が得意でない私でも十分に理解できる程度の英語なので英語の絵本を読みたいと思う中学生くらいにも良いかもしれません。
子どもへの読み聞かせにも最適です。

ストーリーも心温まり、どこか安らぎを感じることができますが、それもやはり葉祥明さんのイラスト効果が大きいのではないでしょうか。

手元に置いておきたいと感じた一冊でした。

全頁試し読みで読みました。大草原で大海原、何処までも青く澄んだ青空が凄く綺麗でよかったです。勿論絵だけでも満足なのですが、犬のジェイクが夢みるのが、ロマンがあって現実見があって素敵でした。ジェイクのお友達の小鳥のピッピ登場もよかったです。英語と日本語が併記されているので、英語でパパの出番が一番嬉しく思うので４人のパパになるのでプレゼントしたいと思いました。

レビューコンテストではじめて知ったのですが、とてもいい絵本ですね。
絵がシンプルだけどかわいらしくって読みやすい。
そして物語にとても心うたれました。
心の中にはとても広くて楽しい世界が広がっている。
どこまで自分の世界を広げられることができるのか‥それこそ絵本を読むだいご味ですね。

息子にもぜひ読み聞かせてあげたいです。
絶対気に入ると思います。

白い犬のジェイクのところへ、赤い帽子が飛んできます。これは、なんだろうと噛んでいると、小鳥のピッピが、『帽子』だと教えてくれるのです。その帽子をかぶって、色々な場所へ走っていくのですが…
ページをめくるたび、どこかで見たことのある風景、色遣いに出会います。まさに、葉祥明さんの描く世界へ導かれました。
観る者の心にも、夢の世界が広がっていくようでした。

ジェイクの行くところ行くところの景色がとっても素敵で見ていてうっとりしてしまいました。心の中ではいろんなところへ行ける。まさに夢の世界。子供には限りない想像力でたくさんの夢を見て楽しい世界を描いてほしいなぁと思いました☆

ジェイクシリーズです。絵が柔らかくキレイでじっくり見たくなります。お話も、問いかけるような、心の中の世界はどこまでもひろがっているんだよと訴えるような、メッセージ性の強いお話です。英語と日本語が書かれていて勉強にもなります（笑）普段使わないような単語が出てくるので英語だとこうゆうのか〜と感心することの多い楽しい絵本でした！

レビュー企画でこのシリーズを知りました。
先に夜空のバージョンを読んで、その幻想的な雰囲気に魅了されましたが、今回の草原のシーンも、壮大で爽やかで、とても素敵でした。
ジェイクの夢の世界を堪能すると、自分にとっての夢みる世界ってどんなだろう？とふと想像してしまいます。子供達も、自分にとっての夢を描いてくれたらいいなと思いました。

どこまでも続く地平線を目の前にして、心が解放されました。
葉祥明さんの絵の素晴らしいところは、
まるで自分も、絵の中にいるような感覚になれるところだと思います。

こんなきれいな地平線を見られる場所は近くにありませんが、
この絵本の中へ入れば いつだって 広い大地に立って深呼吸する事が出来るのです。

羊の群れを遠目に緑の匂いを嗅いで、潮騒に耳を澄まし、子どもの気持ちに戻って白い灯台に近づいてゆく…
この場面が、特に大好き。
懐かしいような、ちょっと切ないような…。
初めて来る場所のはずなのに、
カモメの声と潮の匂い、灯台のザラザラした壁まで知っているような気がしました。

うーん、これは不思議な体験…。
久しぶりに、絵本の中へ入り込んで冒険する事が出来ました！
読み終えた後、心を風が通り抜けたような 清々しい気持ちになれる絵本です。

　赤い帽子と小鳥、広い空、広々とした草原、草を食む羊たち、そして、大きな海・・・。余計なものは何もありません。すっきりとした世界です。シンプルゆえの豊かな世界がここにあるように思いました。

　そんな中で、美味しい空気を吸ってジェイクと一緒に、のびやかに駆け回って過ごしたような気分になりました。心の中の世界、夢の世界がどこまでも広がるように、現実でも自由に羽ばたいたり、駆け回ったりすればいいんだよ・・と、そっと語りかけられたようです。

　葉さんの美しい世界を味わいながら、英語の学習もできるのですね。美しい絵と、文字と、音声がミックスされることによって、学習効果も上がるのではないでしょうか。