「キャンディーがとけるまで」 みんなの声

キャンディーがとけるまで、という制限付きではありますが、それでも願い事が叶ってしまうキャンディーだなんていいなー、と思いました。
こどもに願い事が叶うなら？と聞いてみたら、「願い事を無限にする」という回答。ええーっ！？
それはさておき、子供のみならず、大人も試してみたいすてきなキャンディーのお話で楽しめました。

キャンディーが少しでも早くとけないようになめたいと思いました。よくかんでしまうのでこれからはキャンディーが早くとけないように、ゆっくり、ゆっくりなめようと思いました（笑）たとえつかの間の魔法でも夢がみられていいなあと思いました。

絵童話と言ってもいいかもしれないボリュームのお話。
おっくんと妹のあっこちゃんが入手したのは、「ふしぎなまほうのキャンディー」。
口に入れて願い事を言うと叶うけど、溶けると元通りになるのですね。
もちろん、いろいろと試してみる兄妹の騒動です。
期限があるからこそ楽しめる魔法、という存在感が素敵です。
部屋を片付けるだの、逆立ちだの、現実的な願いから、
殿様や博士になりたいだの、子どもらしい発想も。
終盤、実にすごい発想をするのですが、見事なオチです。
お母さんのお小言もこんな風に昇華させるとは！
実にあっぱれな展開だと感心しました。
やや長く、複雑な所もあるので、小学生くらいからがいいと思います。

なめている間は、願い事がかなうという、すてきなキャンディが
あるんです♪
兄妹はこのあめに夢中！！
どんどんなめてしまいます（笑）♪
子どもらしい願い事が次々とでてきて、ついつい笑っちゃいました！！
娘は「このあめほしい」とのことで・・・（笑）。
楽しく笑える絵本ですよ☆

民話の、３つのお願いしかかなわなくて夫婦喧嘩しながら
結局なんの願いもかなわなかったっていう話に
似ているかと思ったのですが、
キャンディーをなめたら、
それをなめている間だけ、願い事がかなうという
お話なので、ぜんぜん違います！
お兄ちゃんと妹がいろんなことを願いながら
お話は進んでいきますが、
全部飴が溶けるまでの時間でしか
その楽しいことはおこりません。
だから、気軽にいろんなお願いをして
かなえてもらうっていう、なんとも楽しい一冊。
最後のオチも笑えます！

魔法のキャンディーで何をする？？？

キャンディを買った兄と妹は、部屋の片づけ、スキップ、さかあがり、口笛、ウインク、いろんなことをしてもらいます。

読んでいる親としてはもったいない！！と思ってしまいます。

でもキャンディーをなめ終わると魔法は消えるんですって、、、。頑張って自力で片づけないとね。

でも二人はその後も、殿様になったり、博士になったり、博士になってキャンディーを増やしたり。

ママは最後に部屋をジャングルにしてみたりします。

飴をかじらないようにしようかな、と思える絵本でした。娘は自分もほしい！と主張していました。