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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ながしまのまんげつ」 みんなの声

ながしまのまんげつ 原作:林家 彦いち
文・絵:加藤 休ミ
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年04月26日
ISBN:9784097266464
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 5
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  • 珍しいお菓子?

    • 押し寿司さん
    • 70代以上
    • じいじ・ばあば
    • 愛知県

    島での生活が描かれてました。

    爆笑してしまった箇所がありました。珍しいお菓子を、食べている

    場面です。

       「これは めずらしい おかしですね。

        いただきます。

          ん?? かたい? これは? おかし? ですね?」

       「わたしたちも まだ たべてないんだけれど、どんな あじ?

       「ん? んんん?これは せっけんに あじに よく にてます

       よ」
       

       ふたりは 不思議な顔をして お茶を 飲むと

       くちから あわが ふわふわ ふわ

      それは 本物の せっけんだった!

     可笑しくて可笑しくて爆笑です!

     なかなか笑いが止まりませんでした!

    なんだかお人よしな島の人たちを表しているように思いました。

    投稿日:2020/01/10

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  • 島の暮らし

    創作落語の絵本ということですが、ごくごく普通に、島の生活が描かれている、という印象のお話です。
    島の生活ってこんな感じなんだ〜というエピソードが随所に登場。
    町の日常とは少し違う、島で暮らす不自由さ、でもおおらかで、楽しく過ごしているよ、というメッセージ性が感じられました。

    投稿日:2019/02/07

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  •  絵本作家の絵は、いせひでこさんや酒井駒子さんのような端正なものから長谷川義史さんや荒井良二さんのような強烈なものまで、当然といえば当然だが、まさに個性が百花繚乱である。
     クレヨン画の加藤休ミさんもその独特な世界観は他を寄せつけない。
     そんな加藤休ミさんと落語家林家彦いちさんがタッグを組んだのが、この絵本だ。

     原作が林家彦いちさん。林家木久扇に弟子入りして、めきめきと頭角を現した人気落語家。
     タイトルにある「ながしま」は彦いちさんが小さい頃過ごした鹿児島県長島のこと。
     本土と連なる町はそこに見えているが、船で渡らないといけないところで、「ちかくて とおい しま」だ。
     彦いちさんが住んでいた頃、学校にはプールがなかった。でも、海があるから大丈夫。サメがでる(!)けど、先生が見張ってくれる。
     給食の時間には漁師のおじさんが鯛の刺身を差し入れてくれる。
     この刺身がすごくおいしそうなのだ。加藤休ミさんの絵がなんといってもいい。
     信号がついたら、島じゅうのみんなが集まって大騒ぎする、そんなしまが「ながしま」。

     彦いちさんの、そんな楽しい原作を加藤休ミさんが文と絵で絵本に仕上げた。
     加藤休ミさんのクレヨン画が島の人たちの素朴な味わいとほとんど灯りのない夜の闇を見事に描いている。
     そして、「しまからも まちからも どこから みても おんなじ まんまる まんげつ」も、いうまでもなく、ずっと見ていたくなるくらい、すてきだ。

    投稿日:2018/02/18

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  • 宝物

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子19歳、女の子14歳

    先日、テレビの落語番組で林家彦いちさんが「長島の満月」を演っていらして、その時、絵本として刊行されたことを話されていたので、早速読みました。
    落語では、自虐ネタっぽくも聞こえ、面白おかしい、楽しい噺でした。
    絵本では、平和でのどかな島の生活と、愛情にあふれた幸せな家庭の様子が描かれています。
    世の中はどんどん便利になっていきますが、その時代の、その地域の暮らしの思い出は宝物です。
    落語と絵本の両方で宝物を残しておける彦いちさんがうらやましいです。

    投稿日:2016/10/15

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  • 長島というところ

    鹿児島県の長島というところを知ると、この絵本の味わいがとても深いものとなると思います。
    天草の南に位置し、八代海から外海に出る場所に位置していて、現在は橋でつながってはいるけれど、橋ができるまでは、近くて遠い町明かりだったのです。
    船で渡るしかなかった時代には、信号ができたことが事件であれば、朝刊を読むのも船で新聞が配達されてからだったのです。
    不便だったけれど、自然ととても近く、大人たちの生活ととても近くに子どもたちがいたことが分かりました。
    町明かりを持たない島からは、満月も夜空もきれいだったでしょうね。
    現在は橋ができ、以前の生活とは全く変わってしまったようです。
    良かったのか、悪かったのかは別として、この絵本のような生活は過去のものになってしまったのでしょうね。
    子どもたちにとって、昔を知ることはとても大切なことだと思いました。

    投稿日:2016/07/10

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