2歳8ヶ月の息子に読んでやりました。電車が好きなので読んでやりましたが、息子が楽しめるようなストーリーではなかったらしく、むしろ読んでいる私の方が、そのリズム感や節回しを楽しめた、という感じでした。
「でんでんでんしゃがやってくる」という一連のパターン化された節と、その場所にあった駅から乗ってくる動物のお客さんとで構成された詩ですね。特段珍しい動物がでてくるわけではありませんが、イラストと動物の様子から、ほんわかのんびりとした印象を受けます。息子には、「○○さんはどれ?」と動物探しをさせていました。小さい絵ですが、よく特徴を見分けられるなと、それはそれで感心しました。
動物だけでなく、おばけやお月さまも乗ってくるところがかわいい絵本です。電車好きというよりは、歌のように楽しめる本を探している方にオススメですね。