「とびだす！3Dアートえほん ひみつのちかしつ」 みんなの声

図書館で借りた絵本ですが
芸術作品というか　美術展で見るような
立体的に見える絵が
どのページも迫力があります。
三角の矢印の方向から
眺めると　よくわかります。
文字は多くはありませんが
絵を説明するような
ストーリーで読み進めることができました。
絵本って　孫世代が楽しむものだけではなく、
私のような　老眼のおばあちゃんも
とても楽しく発見できるものですね。

ハードカバーでこんなに分厚い感じのものってあまりないなーと思い手に取りました。

アート絵本で、前にもテレビでも特集がされていました。
立体に見える絵をデッサンで書かれていて、それは巧みな技術だなと感じていました。

今回は、まず、この絵本を実際に自分が体験してから子どもにも見せました。
10歳の子どもも、片目を瞑り、微妙な角度を調節しながら「うわー見えたー！」と大喜びでページをめくっていました。

この感覚は小学生の方が面白いかもしれませんね。

最後のページに、こんな風に見えますという立体の挿絵があり、それがあることで、とても分かりやすいなと思いました。

まずは、立体になるかどうかを楽しんで・・
そして、今度はストーリーも一緒に楽しんで。

色んな楽しみ方が出来る絵本です。

ねずみがひみつの地下室へ　　なきなきついて行くのは小さな子ども
まってよ　　ねずみは　どんどん　中へ
見る方向によって違うのはおもしろい（違う方向だと屈折して見えるんです）
ちょっとこわい　へびや　おばけが出てきて　　　　立体感を楽しみながら

おばけのてはこわい　こわい　　　　かわいいおばけもいるよ
ラストまで　GO！　　　
挑戦してみてね
何回でも遊べるよ

前作「ふしぎなかいだん」に続いて第２作目という事で購入しました。

「ふしぎなかいだん」は階段をのぼっていく楽しい雰囲気の作品でしたが、今回は少し迫力のある絵柄で大人向けの内容になった気がします。

個人的にはストーリーやキャラクターなどの世界観も含めて今作「ひみつのちかしつ」のほうが気に入ってます。

人の好みによると思いますが、どちらにしても前作同様に楽しめる仕掛け絵本でした！

元々何度かTV等でも紹介されている作家さんですが、某雑誌で紹介されているのをきっかけに気になって絵本を購入しました。

本当に３Dに見えるのか半信半疑でしたが、絵本の説明通りにカメラのレンズを通して見てみると浮いて見えて面白かったです！
あと価格のわりに厚紙で重量感のある作りで少し画集のような雰囲気もあります。

絵がモノクロで子供には少し怖い印象があるかもしれませんが、飛び出て見えるのを不思議がっていたので十分楽しんで見れると思います！