「スープキッチン」という耳慣れない言葉を、調べてみたら、国内にもありました。炊き出しという言葉に置き換えてみたら、様々な被災地で展開されるボランティア活動を思い起こします。貧しい子どもたちを対象として行われている「子ども食堂」も近い存在かも知れません。
絵本のお話を振り返ってみたら、雨の日に、教会に行った後に、バスに乗っていろんな人と出合う事が、「スープキッチン」を説明するための伏線だったことが分かります。
ボランティアの精神を木々に潤いを与える雨ととらえ、目の不自由な人は別の方法でものを見ていることを知り、できる事から始めるのがボランティアだと理解する。
不思議なお話ですが、納得出来ました。
「スープキッチン」が置かれている状況も暗示しているようにも感じました。