果物たちが、自分の皮を脱いでいきます。
りんごちゃんが脱いでみかんくんが脱いで、ばななさんやめろんどんも脱ぎます。
実だけになったみんなは、さっそく他の果物の皮を着ます。
でも、あれれ?
上手く着れません。
たぷたぷたら〜んと大きかったりぴこぴこぴーんときつかったり。
他の果物の皮は、自分に合いませ〜ん。
この絵本は、まるで適材適所のことを言っているようです。
自分にあった皮が結局一番良いように、自分の性格や能力に合った場所や物事が良いんだ、と諭されているようです。
もしくは、挑戦してみてダメだったら元に戻ればいい、ということを言っているのかもしれません。