タイトルの強烈なインパクトに怖いもの見たさでぺーじをめくりたくなりました。
絵本を選ぶ時のポイントは色々あると思いますが、読み手が思わず手を止めて二度見してしまうような印象を与えられるかはとてもポイントとして大きいと思います。
まずこの絵本は、その表紙とタイトルで読み手を惹きつけるのに成功しています。
そして肝心のお話も。
私は夢があって面白いなと思います。
もし自分が小さくなったら・・こんな風におかずの中に入ってみたら楽しいだろうなと想像力をかきたてられました。
きつねうどんのおあげさんの布団に、かまぼこを枕にしていたり、
てんどんのエビのしっぽ部分から顔が出ていたり、
卵焼きに小さく体を丸めてはいっていたり・・
何とも憎めないイラストに思わず笑みがこぼれます。
幼稚園児ならこんなユーモアたっぷりな絵本、楽しめるのではないかと思います。