犬のボンは野良犬でした としおくんが拾ってきて 家で飼われます
そんな幸せもつかぬまでした
お父さんの仕事で東京へ引っ越しが決まると マンションでは犬は飼えないのでお父さんは ボンを島に捨てに行くのです「友達に預ける」とうそをついてね・・・・
取り残されたボンの悲しさ この島には 犬を捨てに来る人が何人もいるそうです
捨て犬の気持ちがわかりますか?
自分たちで餌を求めて生きていかなくてはならないのです
そんな三匹の犬は 人間に追っかけられて 逃げ出すとき ボンは車にはねられ 足を怪我するのです
そんな 捨て犬を保護する 動物あいごセンターに連れていかれて・・・・
捨て犬の 悲しみに涙が出ました
人間の都合で 捨てられた 犬や ネコたち
この悲しみは 人間にとっても 同じなのです
この本を読んで 昔 年寄りを 捨てていた時代のことを思いました
姥捨て山 日本だけでなく 他の国でもあったのです
こんな悲しいことがおこらないように 命あるものを 大切にする心を持っていたいと思いました
田島征彦さんの実話から作られた絵本だと あとがきで知りました
愛護センターの 杉原さんのお話をかみしめながら、読ませていただきました
皆さんに是非読んでほしい絵本です