「紙の町のおはなし」 みんなの声

世界の絵本作家たちの秀作を集めた、
“ちひろ美術館コレクション”から生まれた絵本。
表紙のこちらをぐっと見ている目にひきつけられ借りました。
紙でできた色鮮やかな町を、ピンクの髪のかわいい女の子が冒険します。
とても不思議で、これが芸術なのかなあ〜と感じました。
娘が気に入ったのは、”紙っておもしろい”というところ。
穴があいているところにセロファンでふたがしてあって、
さわったり、覗いてみたり・・・ちょっと芸術にふれました。

紙の町のお家にすんでいたのは
王様ねこ　笑えました！
赤と緑のはでな色彩に　歯がニーッと大きな口が笑ってる
しましまソックスの青い鳥　　オット　はでな鳥だー！
ピンクの髪のわたしも　ユニーク　　紙の町が大好きなんだって
紙　自由自在に変化できる　　紙のおもしろさ　　　しかけがおもしろい
ワクワクかんがあります

紙の町はやっぱり　ユニーク
出てくるものすべてが　おもしろい　アートです
がらがら太鼓　あなのあいた　チョコレートさん　　　背中の丸いなめくじさん　　　　どれも笑えます　　
このアートは　不思議な魅力がいっぱい！
そして　　ねぼすけの　黄色いえんぴつ　　さがしていたら
ピンクの女の子の　夢のかがみにうつりました
さあ？　　どんなふうに　写ったかは　この本を読んだ人だけに分かる
ひみつです

おもしろい！！

安曇野ちひろ美術館コレクション絵本とありました
ちひろ美術館にも訪れたいで〜す

この絵本は紙でできた町を描いたお話でした。独特なキャラクターに独特な街、うちの子はこの独特の世界に引き込まれているようでした。町を覗いて見えるような仕掛けも途中にあったので、うちの子は最後まで楽しく絵本を見ていました。

挿絵が絵と写真とでできていて、一部は紙に穴をあけてあって、ラストは銀紙みたいなニセ鏡がついていて、意外性はあって面白い。

ストーリーはちょっとわかりにくいというか、起承転結の流れはとりあえずない。シュールな感じです。

大人の私はあまり好みではなかったのですが、娘がピンクの髪の女の子が気に入ったようなので３つ☆にしました。