「かこ・さとし かがくの本 (9) よこにきったまるいごちそう」 みんなの声

細長くみえるにんじんや大根も。
よこに切るとまあるくなるんですねえ。
そんな、大人にとったら当たり前のことでも
小さい子にしてみれば衝撃的だろうなあって思います。
うちの娘はしかし、２歳くらいから、いろいろ切ったりして
いるので、あまり衝撃的ではなかったかも。
「おおおお」という驚きがなかったのでつまらなかったです（笑）。
レモンも、いろんな形に切ったものを絞ったりしてますしね。
でも、こういう絵本に触れていると物の形をいろんな角度から
意識するようになるのでいいなあって思います。
よこにきるとまるいかたちになるもの・・部屋の中でも娘と
一緒にさがし「ある！ある！ある！ある！」と多いに盛り上がりました。

断面図の絵本に興味がありそうだったので読みましたが、やはりこちらも好評でした。
特に好きなリンゴとレモンはしげしげと見ています。
そして私がご飯の用意をしていると「みせて」とやってきます。
ちょっと面倒だけど切った野菜の断面を見せると満足してにっこりしています。

少し「やさいのおなか」という本を彷彿しましたが、クイズ形式でやさいのきりくちをあてたりする本ではありません。
ちょっとしたストーリーがありながら、いろんな食べ物の切り口が出てくるお話です。
文章は長めですが、とても読み聞かせしやすいし、子供も大好きな本です。

この本に出てくるおはなのかたちをしたにんじんを切って、味噌汁に入れてみました。子供がとても喜んで、にんじんをたくさん食べましたよ。

野菜や果物を切った切り口が多く紹介されています。よく考えると切り口なんて全く気にもかけないで料理したり食事をしていることに気付きました。最近の中学入試では切り口がどういった形をしてるか書けといった出題まであることを知って少し驚いています。知識だけを問うより実用的で良いですね。

　「こんなんなってるんだ〜」と一つ一つ確認して、料理を子供に手伝ってもらう際に「ほら、本に書いてあったね」と声を掛けながらだと、進んで手伝ってくれるようになるかな。試してみたいです。

ががくのほんです。「やさいのおなか」の本とはまた違い、いろいろな野菜・くだものを横に切ったりたてにきったりしてその切り口の形を考える絵本です。まだ子供に包丁を持たしたことがないので娘は切り口を想像が出来ないようでした。もうすこし大きくなってからまた切り口を当てられるか読んでみたい本です。