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難民になったねこ クンクーシュ」 みんなの声

難民になったねこ クンクーシュ 作:マイン・ヴェンチューラ
絵:ベディ・グオ
監修:ヤズミン・サイキア
訳:中井 はるの
出版社:かもがわ出版
税込価格:\1,870
発行日:2018年08月
ISBN:9784780309744
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,944
みんなの声 総数 9
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  • イラクの戦火を逃れて国境を渡る難民家族が、大切に連れてきたねこの話です。
    そして、迷子になってしまったねこを、家族のもとに届けるために関わったボランティアの話です。
    この本を読むにあたって、同じ題材で書かれた絵本「まいごのねこ:ほんとうにあった、難民のかぞくのおはなし(岩崎書店)」と並べ読みしてみましたが、視点と描き方の違いで印象に微妙な違いを感じました。
    この「難民になったねこ」は、家族から離れてしまったクンクーシュのためにボランティアがどれだけ努力したか、美談から考える難民問題として成り立っているように思います。
    巻末に解説や、難民を考える参考問題が付されているので、学習的な要素もあるかと思います。
    難民家族の苦難という視点では、「まいごのねこ」の方が力点が家族寄りに思えるので、双方を読むことで理解を深めることをお薦めします。

    投稿日:2018/11/12

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    1
  • 凄いとしか言いようがない

    本当のお話なのですごいとしか言いようがないと思いました。こんな奇跡って本当に起きるんですね。本当に良かった、と心から思いました。難民問題は人だけではなくてその人たちが買っているペットにも押しかかってくるんですね。猫の気持ちとその猫が出会った人々の気持ちが一体となって見つかった飼い主。奇跡としか言えませんが本当に良かった。胸が熱くなりました。

    投稿日:2024/10/10

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  • もっと調べてみよう!考えてみよう!

    図書館の「平和を考える」というテーマの特別コーナーで見つけました。
    世界中のニュースにもなった、難民家族とねこの奇跡的な再会のお話を絵本にしたものです。小さな行動も、大きな力になると教えてくれます。
    巻末には「もっと調べてみよう!」「考えてみよう!」という問いかけがあり、戦争や難民のことを知るのに、いいきっかけになる1冊だと思いました。

    投稿日:2022/04/23

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  • 動物も難民

    猫のクンクーシュは、イラクから逃れる途中で家族と離れ離れになってしまいました。
    でも、ボランティアやその周りの人々の協力で、家族と再会することができました。

    難民と聞くと人を思い浮かべますが、動物も、国から逃れてきたという点で難民なのですね。
    絵本の主人公のクンクーシュはとてもラッキーな猫ですが、そうではない動物もたくさんいるのでしょう。
    それらの動物が難民の人々の心の支えになるのならば、ぜひとも助けなければならないと思いました。

    投稿日:2022/03/22

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  • 愛するねこと離ればなれに…

    大切な家族であるねこと、離ればなれに…
    想像しただけで、胸が苦しくなります。
    ねこは話せないし、携帯もパソコンも持っていないので、一度離ればなれになってしまったらもう…。
    ところが、この幸運なねこは、何人もの人間の温かい気持ちによって、無事に家族のもとへ帰ることができました。
    外国の物語ですが、震災のある日本に住むわたしたちも、他人事ではないと感じました。

    投稿日:2020/02/13

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  • 感動しました

    全ページ、お試し読みで読みました。
    ボランティアの方たちの温かい心のつながりで、
    迷子になった猫が、家族の元に届けられたと言うお話でした。
    いつもと違う環境に驚き過ぎて逃げ出してしまったクンクーシュも
    探すことができなかった家族のお母さんも、本当にみじめな気持ちだったと思います。
    奇跡的なほど、幸運に恵まれて
    長い旅のすえにめぐりえたと言う実話に感動しました。

    投稿日:2019/01/09

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  • これが実話ということがすごい

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子5歳

    イラクに住んでいたネコが、トルコ、ギリシャ、ドイツ、ノルウェーとめぐりめぐって素敵な出会いを果たすお話でした。
    難民キャンプの時に生き別れたネコと飼い主が、みなの優しい気持ちといくつもの偶然を経て出会った話が実話だったということに驚かされます。

    投稿日:2018/12/28

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  • 実際のお話

    絵本ナビさんのインタビュー記事でこの絵本の存在を知り、とても気になっていました。
    実際のお話であると知ってはいましたが、こんなにも運よく、離れ離れになった猫と飼い主家族が再会できたことに、改めて驚きました。
    SNSやボランティアの皆さんの協力もあり、無事に家族の元へ戻れたことは奇跡としかいいようがありません。
    難民について、詳しく知りませんでしたが、この絵本を通して、少し知ることができました。

    投稿日:2018/10/23

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  • 自分達が住んでいた地域が危険にさらされている。
    ずっと住んでいたいけれど、
    死と隣り合わせで日々を過ごすのは辛い。
    そんな家族が決死の覚悟で国を後にします。
    大事な大事な家族の一員である猫を連れて・・・

    難民とは何か? を知るのは、
    子供にはなかなか難しいことかもしれません。
    けれど、新天地を命がけで目指す家族の様子を知ることで、
    不平不満は多いかもしれないけれど、
    日本がいかに平和であるかを知ることが出来るのではないか、
    そう思いました。

    そして、行動力溢れる人達の優しさは、
    自分に何が出来るかを考えるきっかけになればいいなと思います。

    投稿日:2018/09/10

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