「まいにちがプレゼント」 みんなの声

書店のクリスマス特集のコーナーで見つけました。
「まいにち あたらしい きょうが やってきます」
というように、哲学的なメッセージがいもとようこさんの温かくかわいらしい絵で語られます。
ちょっぴり疲れた大人に対する応援歌のような感じがしました。
子供が読んだら、そんなの当たり前じゃん！って言われそうです。。。

ゆっくりと読むと味わい深いのかなと思いますが、文字数が少ないので、ついさらさらっと読んでしまって･･･

詩のような感じのメッセージで、読み聞かせるには抽象的過ぎるかと思います。
どちらかというと大人向けの絵本という印象でした。

いもとようこさんの絵は、とても可愛くて、ファンの方も多いですが、私は、内容と絵のマッチングの違和感をいつも感じていました。昔話の絵本でも、その昔話の持つ特性を深く考えtられていあにものもあって…でも、こういう内容なら違和感なく受け止められました。でも、やっぱり少し絵の甘ったるさは感じてしまいます（好みの問題でしょうが…）

絵本ナビで紹介されていて、読んでみました。

最初は、物語というより、
メッセージ性が強く、
入りづらかったのですが、
最後の方の言葉がとてもよく、
小さな子どもよりも、少し大きくなったこどもや
大人向けのような気がします。

present
プレゼント（贈り物）だけでなく、
現在、今っていう意味もあるんですね。
知っていたけれど、こんな風に考えてこともなく
目の前が開けるような嬉しい発見でした。

いもとようこさんの絵本は祖母が大好きでした。現在も何冊か棚の中に大事に保管されています。祖母からいもとさんの絵本を借りて読んでいるうちに、私もいもとさんの絵本が好きになりました。日常を過ごしていると、自分はこのままの状態がずっと続いて前へ進めないんじゃないか、何をしているのだろうって焦ることが多々あります。しかし、まいにちがプレゼントを読むと、自覚はないけれど毎日少しずつ進歩して行けていると焦りのブレーキをかけられます。そして、いつも元気になれる力のプレゼントを毎日いろいろな方たちから頂いていることを改めて感じました。いもとようこさんのまいにちがプレゼント、おすすめします。

「まいにちがプレゼント」　　タイトルです

はりねずみが　新しい朝を迎えま
昨日と同じではありません

まいにち　あたらしい　きょうが　やってきます

でも　はりねずみは　すぎたことを　くよくよ　くやむ日もあるのです
不安で一杯の日もあるんです

でも・・・・　自分を変えられるのは　自分だけと気がつきました

やり直すチャンスが　毎日やってくると　前向きに考えられるようになりました

いもとさんは　私たちに　メッセージを届けてくださり
自分にも　言い聞かせているんだと思いました

一生は　一日の集まり　
一日として　同じ日はありません
一瞬も　同じ一瞬はありません

あたらしい　今日を　プレゼントされているのかもしれません

私たちが　悩んでいるとき　寄り添って　教えてくれています

これは　悩んでいる人に　贈る　絵本ですね

子どもたちにではありませんね　

今日の雲は昨日とは違う雲、昨日の雲は昨日に行ってしまった。当たり前のことだけど、ついつい忘れてしまいがちな「今この時」ということを考えさせてくれる絵本でした。ハリネズミの可愛らしい姿と、青くみずみずしい葉の表紙に惹かれて、手に取りたくなる絵本です。

図書館の新刊コーナーにありました
2018年からペットとして流行しているらしい
はりねずみさんが主人公のようです

「プレゼント」は「贈り物」という意味以外にも
あります
とのこと

？？？

昨日、今日、明日
その時間間隔

昨日のことをいつまでも悔やんでいても
明日のことを不安がることも
昨日は、もうかえってこない
明日は、まだ、誰にもわからない

確かに・・・

自分のこと？

自分への洞察といいましょうか
励まし？応援といいましょうか

かわいらしいハリネズミくんの絵が
寄り添ってくれて
癒されます

最後の2ページを何回も読んでは
心に沁みこませています

心に栄養剤を1滴、注入！かな

ちょっとナイーブな思春期に
そして
大人にお薦めです♪

時間は流れていて、周りの景色も同じように見えても、たしかに流れていて……
かわいらしいシンプルな絵が、物語にとてもマッチしていて、すてきです。
「今」を大切にしたくなる本です。心にほっとゆとりがうまれました。

プレゼント（present）が「毎日」だなんて意識していませんでした。
この絵本を読んで、「プレゼント」は人のためにあるのではなくて、自分のためにある前向きな言葉だと、改めて実感できました。
この絵本は、くじけそうな人への応援メッセージで溢れています。
このエールを、独り占めせずに、人にプレゼントするのも良いかも知れませんね。