どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
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表紙の、ユーモラスな表情の赤鬼に惹かれ、手に取りました。 太鼓を叩くのが大好きで、毎日毎日ドンドガドンとする赤鬼。誰かに聞いてほしくて、無理やり山中の動物たちを集めて、太鼓を披露します。 でも、あまりにも大きな音に、動物たちは皆驚いて逃げてしまって… どこか憎めない赤鬼がかわいかったです。
投稿日:2021/08/08
節分が近いので、鬼の話をと思い、 お薦めされていたこの本を 図書館で借りて読みました。 太鼓が好きで、みんなに聞いてもらいたくて 山の動物を呼ぶ鬼。 でも、太鼓の音が大きすぎて、 山の動物たちは 逃げてしまいます。 夢中になっていて、逃げられたことにも気づかず、 気づいたときには、また一人ぼっちで 怒りだす、鬼。 なんだか、人間、しかも子どもみたいで、憎めません。 最後に、優しい山の神様が出てきてくれて 自分の居場所ができて、本当によかったね。
投稿日:2021/01/21
太鼓がだいすきな赤鬼のお話です。 太鼓が大好きなのですが、誰かに聞いてほしいと思って 森の動物たちを招待します。 でもあまりの激しさにみんな逃げて行ってしまいます。 そして赤鬼が大暴れ。 どうなってしまうのだろうとヒヤヒヤしていると 山の神さまが静かに現れます。 赤鬼にとっては本当に幸せな転職?ですね。
投稿日:2014/11/18
こわい赤鬼のはずですが、絵もお話も人情味たっぷり。 思わず赤鬼を応援したくなるようなお話です。 たいこを打つのが好きな赤鬼さん、誰かに自分の太鼓を聞いて欲しいのだけど、山の動物からすればうるさいばかり。 逃げ出すのもわかるけれど、赤鬼が怒るのもしかたない。 泣きじゃくる赤鬼を、山の神がカミナリの仲間に紹介してくれました。 良かったね。 子どもからすれば先が見えていてわかりやすいお話。 ただ、松谷さんの文章にしては…、石倉さんの絵にしては…、どこか物足りなさも感じてしまいました。
投稿日:2010/09/26
最初に登場した鬼は怖い印象でしたが 話が進むにつれてだんだんと 情がうつり やがてかわいそうになってきて、最後には頑張る鬼に 感動しました。 子供にとっては そんな鬼の変化が楽しくもあり悲しくもあり 色々な感情が話を通して体験できる とても素敵な話の持っていき方に脱帽です。 最後には あーなるほどねぇと 親子で味わえました。
投稿日:2009/03/27
タイトル通り太鼓の大好きな赤鬼のお話です。 太鼓を叩くのが楽しくて仕方がない赤鬼は どんなに上手に太鼓を叩いても 聞いてくれる仲間がいなくては寂しいと森の動物達を集めます。 でもでも、あまりの音の大きさに動物達は・・・・。 鬼というと怖いイメージがありますが このお話に出てくる赤鬼は、だだっ子のような 幼い気持ちを持った性格でとても愛嬌があるんです。 お話も全体的にほのぼのとした感じがでて良かったです。 イラストの影響もあるのかなとも思いました。 節分の時期にも良いですが、カミナリの季節・梅雨時にもお薦めのお話です。
投稿日:2009/01/31
たいこのすきな赤鬼がいました。 しかし、誰も聞いてくれる者がいません。 そこで、山中のけものたちを集めて、たいこを聞かせてあげることにしました。 ところが・・・ 誰だって自分の得意とすることは、みんなに見てもらいたいと思う。 赤鬼もそうだった。 でも、度が過ぎて、みんな逃げ出してしまった。 赤鬼は、悔しくなってかんしゃくをおこし、怒ってしまった。 まさに、怖い鬼。 でも、捨てる神がいれば拾う神ありで、ようやく、赤鬼も自分の居場所を見つける。 赤鬼は、まさに子供の象徴のよう。 子供の得意とする分野で、思い切り才能を発揮させることができる、 そんな親になれたらいいなぁと思いました。 石倉欣二さんの愛嬌のある鬼が素敵です。
投稿日:2007/07/10
たいこのすきな赤鬼さん おに それは恐ろしいものと、思われがちなのに この赤鬼さんは、顔はかわいいし、太鼓が好きときていてね・・ なんとも 愛嬌があって良い! 誰かに聞いて欲しい その気持ち分かるよ!! あつまれー 大きな声で呼んだらね 土の中にいたもぐらも りすたちもみんな集まってきたって 赤鬼の嬉しそうな顔 得意そうな太鼓の音が聞こえてきそう・・・ 赤鬼が太鼓をたたく表現がおもしろい 赤鬼さんの 独りよがり? 太鼓の音があんまり大きいのでみんな飛ばされたり逃げていくの でもね 太鼓の音ってほんとに躍動感あっていい音だと思うんです。 (私は和太鼓が大好きなんです!) なのに・・・かわいそうな赤鬼 山の神さまがかわいそうに思ってね天に掘り投げてくれて、雷様になって、思う存分太鼓たたけて良かったね! 赤鬼さんのたいこは、どんな響きだったの? 一度聞きたかったなあ〜 そんな思いがしました。 松谷みよ子さんのお話と石倉さんの絵がマッチしていいです。 こんど 子どもたちに読んであげます。 どんな反応が出るか楽しみです。
投稿日:2007/03/19
割と文字数が多く、絵もそれほど華やかではないので、子ども受けがいいかどうか疑問でしたが、松谷みよ子さんの作品なので、借りてみました。 やはり、お話がしっかりしていて、赤鬼の心の動きがよくわかりました。 子どももしっかりと最後まで聞き、途中でも、「音が大きくてうるさいよね」とか「あ〜山壊しちゃって」などとポロポロ感動を洩らしながら話に入り込んでいました。 私は『龍の子太郎』で、太郎が太鼓の好きな赤鬼を天に投げ飛ばしてやるエピソードが好きだったので、似た内容のお話に懐かしさを感じました。 でも、どうしても太郎のお話と比べてしまい、太郎の方がドキドキワクワク感が強かったので、ちょっと辛く☆4つとしました。
投稿日:2006/12/03
48年も前に書かれたおはなしを、絵本として出版されたそうです。 太鼓が好きな赤鬼ですが、だれも聴いてくれないのが寂しくて、 森の動物たちを集めて聴かせます。 でも音が大きすぎて、動物たちは逃げてしまいます。 かわいそうに思った山の神様が、赤鬼を天に投げてあげてやり、 赤鬼はかみなりさまの仲間入りをして、思う存分たいこを叩きながら、幸せにくらします。 絵がとても素敵で、色がはっきりとして、子どもたちにも分かりやすいです。 松谷さんの文章は、声に出して読みやすくて、読み聞かせにぴったりです。
投稿日:2006/11/27
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