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オーロラの国の子どもたち」 みんなの声

オーロラの国の子どもたち 作:イングリとエドガー・パーリン・ドーレアさく
訳:かみじょう ゆみこ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:2018年11月16日
ISBN:9784834083613
評価スコア 4.43
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  • 民族衣装を着て暮らす人々

    柔らかい色合いのイラストに惹かれ、手に取りました。
    ラップランドに住むサーミの兄妹ラッセとリーセの、冬から春が終わるまでの暮らしを描いたお話です。
    春になると家族と離れて学校に行くなど、日本とは全く異なる文化、生活に触れ、驚きました。
    雪の中で民族衣装を着て暮らす人々や、トナカイや犬、馬などの動物たちが、優しいタッチで描かれていて、見惚れてしまいました。

    投稿日:2022/12/28

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  • ついつい笑ってしまうことも

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    北極圏のあたりに住むから想像できないくらい寒そうなのに、
    家族が一緒に暮らしているからかあたたかく、
    ちょっとした出来事があまりに面白くて、
    ついつい笑ってしまうこともたびたびありました。

    例えば、先生がこどもを縄で捕まえ引っ張っていくとか、
    トナカイに乗っていて、あかちゃんだけが先にふもとに到着した、
    など日本の常識で考えれば大騒動になりそうなことも
    淡々と書かれていて、
    異文化の違いを楽しく感じることができました。

    投稿日:2019/11/25

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  • 素晴らしい絵

    北極圏あたりに住む少数民族の暮らしを描いた絵本です。ドーレア夫妻のあたたかみのあるタッチで、いきいきと描かれている絵は素晴らしく、見入ってしまいます。素敵な衣服なども見どころです。サーミ人について、この絵本で初めて知ったのですが、もっと知りたいと興味がわきました。

    投稿日:2019/11/16

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  • 洗礼式

    北ヨーロッパのサーミの人たちの生命感溢れる、色彩ゆたかな暮らしを生き生きと描いています。カラーのページと白黒のページが交互に現れてるから、余計そうかんじるのかも知れません。洗礼式の前に丘をあかちゃんが滑り落ちる場面がハラハラドキドキしました。{赤ちゃんたちを入れたおくるみは、どれもそりからなげだされたから}ラッセとリーセの一年の遊びが描かれてました。

    投稿日:2019/04/05

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  • さぁ、ラップランドへ

    • イヨイヨさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    この絵本にでてくるオーロラの国とは、北欧の北部ラップランドと呼ばれる地域のことです。ここに住む先住民サーミの人たちの暮らしを描き紹介されています。
    サーミの人々は、たくさんのトナカイたちと極寒の中で生きる遊牧民です。こちらでは、主に厳しく暗い冬から春にかけての生活を紹介されています。
    お話の中で、
    “炎のシーツのようなオーロラ”
    “太陽が、雪をすっかりなめつくして”
    という表現があるのですが、その部分が日本とは別世界を思わせ、北欧独特の雰囲気にゾクゾクしました。
    サーミの昔話ではなく、暮らしを絵本にしているところが、旅行に行ったような気分になり最高でした。

    投稿日:2019/02/15

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  • ノルウェーの北部 北極に近いところに住むサーミの人々の豊かな生活ぶりを 楽しませてもらえました

    寒い冬  沢山のトナカイたち テントの中で暮らす家族

    ラッセとリーセの仲良し兄妹は 人を驚かすのが大好きで クマの毛皮で家族をびっくりさせます

    家族の笑顔 クマ踊りをしたり 豊かな 生活ぶりに いいな〜と 羨ましくさえ思えます

    子どもたちはそれぞれ 自分のトナカイを持っています
    ラッセはシルバーサイド リーセはスノーホワイトというトナカイで、それに乗って 寒い冬を移動するのです

    冬は 一日中が夜のように 暗いのですが  太陽が出てくるのをじっと 待つのです

    そして 春が来ると ラッセとリーセは村の学校へいくのです

    学校での 沢山の子どもたちの生活ぶりも楽しそうです
    サウナに入ってる子どもたちの幸せそうな顔
      
    読み書きを学び 地球儀の一番上に住んでいることを確かめたり
    いろんな事を学びます

    又 赤ちゃんたちは 洗礼を受けるために 親たちと一緒に 村の教会へやって来ます

    そして 夏には ラッセとリーセは 家に帰るのです
     
    夏は 一日中が 昼のように明るく 海岸へ行きトナカイたちに海岸の新鮮な草を食べさせるのです

    一年中を 家族たちと自分たちの生活を守りながら生きる

    それは 厳しくもあり 家族で協力して生きる楽しさでもあるのです

    こういう生き方も この地球上にあるのだと言うことを 知ることができました

    豊かな生き方だと思いました

    オーロラの国に生きる子どもたちとその家族の生き方 
    なんだかうらやましさを感じました

    人間が 生きるとは 
    世界中にはいろんな人間の生き方があることが新鮮でした

    投稿日:2019/01/05

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