ごろうが小学校をやめて、店を開く。○や△や□をいっぱいいっぱい描いて、それがなぜか売れていって、お店は大繁盛!絵本の中のごろうは変わった子だけど、誰も責めたりしない。淡々と1人でやりたいことをして生きている。実際に、こんな子がいたら、周りは放っておかないだろうし、病院に連れて行ったり、虐められたり、大変なことになると思う。だけど、ごろうは教えてくれてるんだよね。
いろんな子がいていいんだよって。みんなと同じじゃなくてもいいんだよって。自分のやりたいこと、自分の感じるままにやってみれば、自分の道が見えてくる。自分で自分の道を見つけて歩いていけばいいじゃんって。
学校に行けなかったり、教室に入れなかったり、みんなに責められて、心を閉じてしまっている子に、そっと読んであげたいな。