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ふるやのもり」 みんなの声

ふるやのもり 絵:堀越千秋
語り:鈴木 サツ
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,602
発行日:1996年
ISBN:9784916016119
評価スコア 4.5
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  • 遠野の昔話の語り手:サツさんの昔話

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子16歳

    こんな素敵な遠野の昔話絵本シリーズを見つけてしまいました!
    『遠野の昔話』の語り手で有名な、鈴木サツさんの語りをそのまんま絵本にしたものです。
    なので、作品内の言葉はすべて東北(岩手の方言)ですが、監修された川崎洋さんが、現代語訳を付録につけてくれていますので、作品内の方言が全く分からなくても、その音の響きを楽しみつつ、意味もわかる。という二重に美味しい作品になっています。

    絵を担当された堀越千秋さんの絵がまたすごい!!
    恐ろしさとドキドキと、登場人物たちのそれぞれの立場が、1つ1つのカット(画)から見事に描かれていました。
    最後の2ページ目の逃げ帰っていく泥棒とオオカミの驚いて焦っている表情を見た後、家じゅうの雨漏りの中で横になっているじいさまの姿が対照的で笑えました。

    そのほかの地域の「ふるやのもり」のはなしには、この後泥棒がオオカミの背に乗ってしまい……。という続きがあるのですが、
    私はここでお話が終わっている方がすっきりしていて、好みです。

    投稿日:2016/05/24

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  • 語りがそのまま文字に

    東北弁が喋れる方に読んでいただきました。
    フランス語を聞いているかのような耳に心地よい音が、
    シャワーになって降りてきました。

    語尾だけ方言になった文はよくありますが
    それは、気分だけ方言、というもの。

    全文、方言は、異国に行った気分です。
    不思議と物語の情景がくっきり浮き上がるのです。

    投稿日:2014/01/26

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  • 雰囲気満点

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子11歳、男の子8歳

    ばあさまの語りで書かれています。
    昔語りの雰囲気が満点で、読むのがおもしろい。
    一方絵はその語りとは違う雰囲気。
    カラフルでユニークで実に印象的。
    福音館版とは登場人物も違うし短いです。
    高学年の子は、初めて聞いても「ふるやのもり」の
    正体は気がついたようでした。

    投稿日:2006/12/12

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  • ふるやのもりのおはなしは よく知っています
    この絵本は 鈴木サツさんの語り
    堀越千秋さんの絵です
    すごくインパクトのある絵です
    お話も 岩手県の遠野の鈴木さんの語りです
    これは 語りで聞いたら良いでしょうね! 味わいがあるのです
    私はうまく読みこなせないのですが 声をだして・・・・
    むかす、あったずもな・・・・と読み出しました
    なんだか 良い気分になるのが不思議です
    やはり 絵がすごい! インパクトあり そこに目がいってしまうのです
    それにしても おおかみの鋭い目と歯 (ちょっとこわいな〜)

    ふるやのもりってなんでしょう  昔は 雨漏りが・・・
    「いちばん おっかねぇ」
    ラストのおじいさんの笑顔がまたかわいいのです・・・

    こんな昔話のおもしろさをみごとな絵本にされましたね

    マイブックにしたい本です

    投稿日:2021/05/05

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  • 鈴木サツさんの語り

    私の知っている「ふるやのもり」とは話が若干違い、盗人とおおかみの絡みがないぶんだけ、物足りなくもあるのですが、それをカバーするだけの迫力のある絵本です。
    なにより鈴木サツさんの語りに、文字でだけですが、聞きほれてしまいました。
    残念ながら、まねて読み聞かせするだけの技を持ち合わせていないのが残念です。
    堀越千秋さんのダイナミックな絵も迫力満点です。鈴木サツさんの語りの空間を、包み込んでしまいました。

    投稿日:2021/04/17

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