ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
並び替え
3件見つかりました
ついつい天人から羽衣を盗んだそうすけから、 まんまと横取りして売ってしまったごんぺえといい、 殿様に献上して取引をしたとうべえといい、 綺麗な織物をもっと欲しがる殿様といい、 欲張りが沢山出てくるなぁと思いました。 そしてそうすけに知恵をつけて、 まんまと殿様のところに居ついた天人も、ある意味策士。 自分が逃げ帰った後、そうすけが罰を受けるかもしれないと思わなかったのでしょうか。 まあそれは、羽衣を盗んだそうすけが一番悪いのかもしれませんが。 思っていたのと違うお話でしたが、 昔話や神話などをもとにすると、いろいろと派生したお話になっていきがちなので、 このお話もそうなのかなと思いました。
投稿日:2018/08/23
昔話のいろいろな要素とアレンジを感じる物語です。 天女が、そうすけが釣りをしている池で水浴び? なんとも天真爛漫な天女ですが、羽衣を取られた天女の行動がなんだか、「鶴の恩返し」のような「絵姿あねさま」のような…、天人というよりももう少俗っ気を感じさせてくれました。 そうすけが巻き上げられた羽衣を取り返すために、天女はそうすけの家出機を織り、素晴らしい布を織り上げて、羽衣のあるお城に乗り込みます。 なんだかそうすけと夫婦のようなのが不思議です。 羽衣を取り返した天女がそうすけに別れを告げます。 「もういいって。さようなら」 この一言に天女と宗助の関係を感じた私です。 なんだか、良いですよ。
投稿日:2013/11/07
羽衣伝説はいろいろあるものですが、 この再話はなるほど、そうきたか!というものでした。 釣りの最中に出来心で天人の羽衣を持ち帰ってしまったそうすけ。 ばちが当たると脅されて、羽衣は騙し取ったごんぺえの元から やがて売り飛ばされてしまいます。 追ってきた天人と一緒に、羽衣の捜索が始まります。 天人の持つ、機織りの不可思議さ、時間の経過の早さなど、 「かげろうのもえたつ、ゆめのような」おはなしです。 天人がハスの繊維で布を織るところなどは、 同様にしてお釈迦様の絵の布を織った中将姫を思い起こさせます。 美しい羽衣や、ハスで織った織物、見てみたいものです。
投稿日:2007/01/17
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / はじめてのおつかい
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索