アフリカの大地に響くタイコの音。
野生動物たちの豊かさ。
それを楽しみと誇示する欲望のためだけに狩りをする男。
その行為に違和感をおぼえる少年。
毛皮や剥製に囲まれた部屋で男がくつろぐページ。
息子はそれを見て、よく意味が分からなかった様子。
「この人の周りにたくさん動物がいるのに、なんで平気なの?」と
聞いてきました。
そう、剥製や毛皮の趣味の悪さ(・・と個人的には思ってます)
命を軽々しく奪うこと・・説明したけど「??」な反応でした。
「なんでこの鹿は頭しかないの?」と・・。
何のために???・・・そうだよね。
男が最後には「生きている命の美しさ」に気づいてよかったです。
生命の躍動感やアフリカの豊かさが伝わってきて。
いい絵本でした。