「千の風になって ちひろの空」 みんなの声

「千の風になって」、素敵な温かい歌ですよね。
その歌が、いわさきちひろさんの描くイラストで描かれたならどんなふうになるのでしょうか。
柔らかく温かく切なく優しい・・・一言では言い表せないのですが、いわさきさんのイラストは本当に心にきますね。

人の心を打つ名曲となった「千の風になって」。
でも、あの歌からイメージする情景といわさきちひろの絵がコラボレートするとは思って思いませんでした。
歌のバックイメージというのでしょうか、取り上げられた絵の構成に驚きと、不思議さを感じます。
絵の流れには、ストーリー性はありません。
それぞれの独立したイメージが、曲の中でとても効果的に配されています。
構成力のなせる業。
こだわりのある「あとがき」は不要だったと思います。

数年前に大ヒットした「千の風になって」の詩と、いわさきちひろさんの絵が、みごとに合わされた絵本です。

大切な人と別れたとき・・・

この歌に心を癒された人は、多いのではないでしょうか。

耳からは詩で、目からは絵で癒されます。

漢字には振り仮名もないので、大人向けに作られた作品かと思います。

これからも長く、手元に置きたい一冊です。

有名な千の風になっての詩にいわさきちひろさんの絵が付いたものです。この詩の事は前から知っていて、いわさきさんの絵ではどういう風に表現されているのだろう、と気になって手に取りました。いわさきさんの淡い、風のような絵のイメージがこの詩にぴったりだなぁ、と思いました。とても素敵な本でした。