はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
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5件見つかりました
家出したいと思い込んでしまうほど、追いつめられた女の子の心の叫びが響いてきます。 忙しすぎる両親から相手をしてもらえない女の子の孤独感。 女の子は家出しようと、家を飛び出します。 自己弁護しながら、両親を突き放そうとしながら、目指すのは行ったこともない遠い森。 でも、森にたどり着いたら、もう一度自分の気持ちをわかってもらおうと、手紙を書くことにします。 手紙を書くために、家に戻らなければと女の子は思います。 女の子は寂しいのだけれど、家族にもっと相手をしてほしいのです。 今度は、帰りたいけれど帰り道がわからなくなってしまった自分に気づきます。 でも…。 最後のシーンでは、女の子は迎えに来てくれたお父さんに抱きかかえられています。 バンサンがみごとに表現した心象風景です。 同じ夢を繰り返して見なくて済むように、女の子の手紙が両親に届ければ良いなと思いました。
投稿日:2012/05/21
これって、子どもに読んであげるなら高学年くらいからでしょうか。 でも、この主人公の女の子は、ずいぶんと身勝手な考え方の持ち主ですよね〜。 それだけ、親も放任主義か何かなのかもしれませんが、これだけ「わたしがわたしが」って、いわれたら、大人として親としてムカっとしてしまいました。 イラストはバルサンらしいとても繊細な優し色合いの、素敵な絵でした。木々の中にさしている木漏れ日とか、湖に映る森とか素敵でした。 2部構成になっているので、子ども達に紹介するなら、TとUを一緒にやるか、続けて一週間ごとかに読んであげたいですね。
投稿日:2009/09/19
言葉からコミュニケーションに課題を持つ娘、私も我が子の言わんとしていることがわからないのはもどかしいのですが、娘としては「私の気持ちをわかってよ!(怒泣)」だと思うのでチョイスしてみました。 思っていたより深ぁぁい心に沁みるお話で、娘もじーっくり聞き込んでいました。 すぐに言葉に出して「よかった」「おもしろかった」というような本ではなく、数日間心の中に置いておいて、消化する必要のあるところまで堕ちていくお話、でしょうか。 いくつぐらいの年代に読めばいいのかなぁ。小2〜4年くらいでしょうか? 孤独を感じつつも甘えも捨てられない思春期始めにもどうかな。うちの図書館ではヤングアダルトに入れられていました。 森のなかで倒れて(泣いて?)いる文字のないページが印象的でした。 これは力のある絵本だと思います。
投稿日:2009/04/21
私も小学生のころ、よく家出をしていました。 母はまたかと、あまり心配をしてくれなかったけど、父が必ず捜しに来てくれました。 父が来てくれまでの時間は、まったくの孤独な時間。 自分と向き合える時間でした。 子どもでも、そういう時間が必要だと思います。 悩んでいる子どもたちが、この絵本に共感し、自分ひとりではないんだと思えるといいなあと思います。
投稿日:2007/11/20
わたしの気持ちなんて、誰にもわからない! そう思ったこと無いですか? 誰にだって、1度は、そう考えたことありますね。 私もその中の1人。 どうしたら、この気持ちを伝えられるの? 私ももやもやして、なが〜い距離を ウォーキングしたものです。歩いてるうちにいろんなことを 考えて、考えて・・・ 気が付いたら家からは遠くの方まで来ちゃって。 やっぱり不安になってうちに帰ったものです。 今では、ちょっとした思い出。 でも、もうすこし子どもたちががおおきくなったら 私も、子どもたちもこの壁にぶち当たるのでしょうね〜 挿絵と短いお話し主人公の女の子の心の中を 描き出してるようで、何とも言えない、 とても印象深い作品でした。
投稿日:2007/02/20
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