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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ヴァイオリニスト」 みんなの声

ヴァイオリニスト 作・絵:ガブリエル・バンサン
訳:今江 祥智
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\2,640
発行日:2001年
ISBN:9784892387869
評価スコア 4.25
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  • より楽しめるのは大人

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    言葉も多くなく、モノクロで、
    青年の独り言だけでお話が進んでいくのですが、
    子どもに読み聞かせるのは無理があり、
    静かに聞いていましたが、
    特に最初のころはよくわかっていない感じでした。
    恐らくこの本をより楽しめるのは大人なのでしょう。

    それでも、この青年が父親の呪縛から解放され、
    賞のためでなく、人のために弾くと決める決断がかっこいいです。
    それは、あの何も言わずに見つめ続けた少年のおかげかもしれませんが、人生に悩むときにそれに気づき、行動を変えられるか。
    静かに胸に響き、何度も繰り返し思い出しています。

    投稿日:2019/07/31

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  • 青年が見つけた心のささえ

    青年の独白で進むお話です。
    ヴァイオリンを弾いていると現れる少年や、近所の人々。
    父親からは、才能がないと厳しい手紙を受け取ったのでしょうか?
    自信を失い絶望感を持つ青年には、少年や人々にも馬鹿にされているように思えるほど傷ついています。
    厳しい父親なのでしょう。
    白黒のモノトーンに孤独感やとがった精神状態が浮き出されます。
    しかし、青年は気づきました。
    少年は自分の音楽にあこがれを持っていることを。
    人々は自分の奏でる曲を好いてくれていることを。
    青年は父親から独立することを決意し、手紙を書きます。
    自分は自分なのです。
    あなたの尺度の中では生きていけない。
    父親として、ちょっと悲しく思い話です。
    ここまで冷徹に子どもを追い込む気持ちは持てないけれど、父親にしても子どもに抱いた期待を裏切られた思いなのでしょう。
    子どもは自分の物ではない。
    子どもには子どもの生き方がある。
    私は、そのように思い直しましたよ。
    バンサンの孤独、絶望の表現は、自己解放への願望と、少し自己肯定に自信が持てない彼女自身の独白なのでしょうか。
    心がチクチクしました。

    投稿日:2011/11/01

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  • 自分の世界を表現すること

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    余分な和訳を極力削ぎ落とした、バンサン特有のモノクロ画で訴えかけてくる作品です。

    世間の評価など気にせず自分が弾きたい楽曲をバイオリンで表現する青年。一方で世間の定評を気にする父。俺がやりたいようにやらせてくれ。青年は苦悩する。やがて一人の少年によって青年は自信を見い出す。

    窓辺を通して父・少年・聴衆などさまざまな人の感情が入り混じります。独自の世界を表現することは最初は大衆受けしないものですよね。打ちひしがれながらも共感者が増えてくることで青年の表情が明るくなってきた場面に心の温もりを感じました。高学年向き。

    投稿日:2007/02/23

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