電車好きの息子が3〜4歳くらいのときに、繰り返し読みました。
鉄道好きの小学生の兄弟が、SL列車只見号に乗って会津から只見へ、乗り換えて越後湯沢、新幹線で東京に戻ってくるお話です。
横溝英一さんの本には、兄弟二人が電車で旅をするお話が多く、どの本も息子は大好きです。
息子も3歳ながら、路線図を見て、地名や駅名を覚えています。
このままこの絵本に出てくる兄弟のように立派な小学生に成長してもらいたいものです。
路線図や時刻表を見ながら、自分たちできちんと計画をたて、実行する。素晴らしいことです。
立派な小学生のお手本のような子どもたちです。
ただし。
なんというか、いつも同じパターンで、母親としては、少々読み飽きてきました。
路線や電車や風景が変わっても、物語のパターンが同じなので、何冊も読むのはしんどいのです。
息子はそれでもいいみたいですが。
しかも。OL風の二人の女性が、大してSLに興味もないようなのに、貴重なチケットを手に入れて、おまんじゅうを食べたり、蕎麦を食べたりという旅行をしています。
そのOLたちに、「電車に詳しいのね」なんて褒められるシーンは、鉄道ファンの夢なんでしょうか。
なんだかなあ。気持ちよく読めるとは言い難いです。