さり気なくプラスチックゴミによる自然破壊、生態の危機を、描いていますが、とても深い絵本です。
人が無意識に棄てていたプラスチックゴミ、空に放った風船や、様々なものが生き物を苦しめ、無意識でいた人間に仕返しをしようとしている実態を痛感しました。
この絵本は海辺の風景で話を終えていますが、海に浮遊するプラスチックゴミを食べた魚を食べたら、知らないうちに自分もプラスチックを食べてしまうことを想像しました。
ステラちゃんは、海辺のゴミを拾い集めるために、多くの人に働きかけ、活動を実現化しました。
すでに身近でも、そのような活動を目にすることがあります。
でも、根本的には、プラスチックと共存するために人は何をしなければいけないか、安易にプラスチックに頼るのではなく、環境維持のために何ができるかを考えることの必要性こそ重要です。
この絵本に描かれていることを見過ごしてはいけません。
先ずは、無意識でいた事を反省するところから始めましょう。