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長くつ下のピッピ」 みんなの声

長くつ下のピッピ 作:アストリッド・リンドグレーン
絵:桜井 誠
訳:大塚 勇三
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1964年
ISBN:9784001150612
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,549
みんなの声 総数 6
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  • 不思議な女の子ピッピ

    この絵本に出てくる主人公ピッピは不思議な女の子でちょっとうちの娘に共通点が多かったせいか、娘は何度も繰り返し読んでました。両親がいなく、たった一人で生活する8歳の女の子。とっても不思議なパワーを発揮して、あらゆる困難を逃れ、強くたくましく生きていく女の子です。久しぶりに父親と再会したときはやはり普通の8歳の女の子。パパから離れません。べったりです。パパは船乗りで半年に一度しか会えません。それでもパパが航海に出ていくと又強い女の子に変身したかの様に困難に立ち向かって生きていき、低学年の女の子に勇気と夢を与えてくれ、又ユーモア有りの楽しい絵本でした。

    投稿日:2002/04/24

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  • 世界一破天荒な女の人生

    父と船で暮らしていた少女ピッピは、航海中の事故により父を失い(行方不明)、船から降りて生活することになった。
    父の遺産と、相棒のお猿のニルソン氏と共に、一軒家で暮らす少女の日常を描くユーモア物語。

    初出:1945年。
    日本語版:1964年(岩波書店) 2017年には第70刷刊行。
    長年読み継がれている児童文学。
    書名は知っていたので、一度読んでみたいと思っていた作品。

    「世界一つよい女の子」という、挑戦的な表紙が素敵。
    いわゆる普通の教育を受けずに、天真爛漫にすくすくと育った、元気いっぱいで素直な少女。発想がユニーク過ぎて、周囲の「普通の教育を受けたお利口な」人たちを驚かせまくり。
    基本的に11話、全部が騒動で盛り上がって、全然予想がつかない結末を迎える。ジェットコースターに乗っているような読み心地。

    原文も、ギャグや言葉遊びなどがあるらしく、日本語版にする時に、おそらく翻訳者が相当悩んだだろう名調子がいくつかあった。私は、掛け算九九を「竹さんのクツ」と聞き間違えるギャグが大好き。児童文学史上、燦然と輝く名訳だと、勝手に思っている。

    この作品は、作者が自分の小さな子どもにお話をせがまれて、楽しいお話を語って聞かせたものを、まとめたものだという。考え抜いて作ったのではなくて、自然と出てきちゃったような感じかと思うと、作者は世界の子どもたちを楽しませる天命を生きたと思えてきて、素敵だ。

    この子が成長しても、きっとこんな調子で破天荒な人生を歩み、世界の常識をぶち壊しながら、素敵に楽しく生きていくのだろう。ピッピが大人になった後や、ピッピの老後なども是非とも読みたい。
    リンドグレーン先生、あの世でも原稿を書いて下さい。

    投稿日:2024/02/23

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  • 自分らしくいることが素敵です。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳、女の子1歳

    へんな服、色ちがいの長くつ下にガボガボのくつ。サルのニクソンくんと金貨いっぱいのスーツケースを持って、ピッピがごたごた荘にやってきました。お隣りのトミーとアンニカはびっくり。世界一強い女の子ピッピ、大活躍です。人に流されない自分らしさを持つ子の魅力が溢れる1冊です。

    投稿日:2021/11/22

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  • 元気をもらえるおはなし

    我が家の本棚にずっとある本。
    久しぶりにまた手に取ってみました。
    力持ちで怖いもの知らずの9歳の女の子ピッピ。
    隣の家に住んでいるトミーとアンニカは、ピッピと一緒に遊ぶのが楽しくてたまりません。
    確かにそばにこんな子がいたら、絶対に楽しいはず。
    子供の頃は、自由気ままなピッピが羨ましかったけれど、大人になって読むと、実は不器用な子だったのかなと思ったり。
    でもやっぱりポジティブなピッピに元気をもらうのでした。

    投稿日:2021/01/31

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  • 揃えやすいシリーズ。

    「長くつ下のピッピ」,人気で有名なお話だけに,本もたくさん出ていますね。
    こちらの児童書は,単行本で読みやすく「元祖ピッピ本」といった印象です。イラストも古風で味わい深いですね。
    面白いピッピのお話,こちらなら続きも出ているので揃えやすく思いました。

    投稿日:2018/10/28

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  • スーパーガール!!

    世界一強い人や馬も持ち上げてしまう
    世界一力持ちの女の子、ピッピ。

    自由奔放で、活発で、明るくて、
    悲しい時は凄い悲しそうな顔をする。
    学校に行ってはみても先生の事を「あんた」と呼ぶ。
    サーカスに行ってもいろんないたずらをした...etc
    そんなピッピのスーパーガールぶりには誰しも憧れて
    しまうのかなと思います。

    どんなお話なの?と我が子に尋ねると話の内容をそれはそれは
    嬉しそうに、楽しそうに、身振り手振りしながら
    説明してくれました。

    ピッピのお話は他の出版社でも沢山出ているようなので
    他のお話も読みたい!!!と話していました。
    早速図書館にリクエストしたいと思います。

    投稿日:2012/07/28

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