「にわのちいさななかまたち」というシリーズの一冊。
虫が主人公のフランスの作品で、既に30冊以上が既刊されていて、シリーズは大人気を博しているようです。
確かに、登場するヴィヴィッドな色合いのキャラクターは、どれも魅力的。
今回登場するのは、蚊のフレデリック。
お父さんが医者で、フレディックにも医者になるようにすすめているものの、フレデリックにはその気がないという、何処かで聞いたような設定です。
そこに光らなくなったほたるのキャロルがやって来るのですが、どうもキャロルは魔法が使えるらしく、注射をしようとしたお父さんをなめくじに変身させてしまうのです。
エンディングも、上手く纏まっているのですが、文章が長いのが気になります。
もっとテンポが良かったら、絵がとても素晴らしいので五つ星にしたい作品です。