「まほうのハッピーハロウィン」 みんなの声

題名が実に滋味深いです。
みのりが体験した子ども会のハロウィン祭りの様子を描いてあります。
自分で衣装を考えて作ってしまう様子が頼もしいです。
部屋に飾ってある写真から、バレエを習っている様子で、立ち姿も素敵です。
そして当日、いとこのあきとを連れて、さあ、ハロウィン行列。
初めて参加で馴染めないあきとをリードする姿にほっこりです。
魔法の羽というアイテムが、ぴったりですね。
そして、あきとのとった行動が、素晴らしいです。
まさに、魔法のような出来事です。
思いやりが幾重にも重なり、まさしくハッピーハロウィン。
幼稚園児くらいから、思いやりの素敵な世界をぜひ、体感してほしいです。

ハロウィン絵本、というとおばけが出てきたりするものが多いですが、こちらはちょっと違います。ハロウィンに参加する子供たちを描いた一冊ですが、初めて行事に参加する年下のいとこをリードする姿や、初めてのことに戸惑いながらも優しい気持ちを表現する姿が素敵でした。

子ども会のハロウィン祭りにいとこのあきとくんと参加したみのりのお話でした。
「みんなと一緒とはいえ、『トリックオアトリート！』と大きな声で言うことは緊張するよな…」と、いとこのあきとくんの気持ちに寄りそって読ませていただきました。素敵なお話でした。

図書館でイラストの美しさに惹かれて、読みました。こども会のハロウィン祭りの日、みのりは手作りのかぼちゃ風ドレスで参加します。初めて参加するあきとは、おかしをもらいに行っても、なかなか声が出せません。どうしたら元気がでるか考えたみのりは…。ハロウィンの時期にぴったりです。

自分でハロウィンの衣装を作ったみのり、ハロウィン・デビューのいとこのあきと、子ども会のイベントが、本当に楽しく感じられる作品です。
みのりの思いやりが、緊張して引っ込み思案になっていたあきとの勇気を引き出しました。
子ども会も良いものですね。
私も、息子を子ども会で育ててもらったような気がします。

近年日本でもハロウィンイベントが盛んになってきていますが、子供会でも行う地域もあったりするのかもですね！？
時代は変わったな〜（笑）。
親の私が子供の頃はハロウィンなんてなかったですもの。
今やハロウィン＝秋みたいに季節を感じる１つの行事みたいなところもありますものね。