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ぼくと弟はあるきつづける」 みんなの声

ぼくと弟はあるきつづける 作・絵:小林 豊
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2007年06月
ISBN:9784265069804
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,149
みんなの声 総数 7
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  • 兄弟のたくましさ

    戦争を避けて、おじいちゃんの家に逃げてきた兄弟でした。
    頼りのおじいちゃんが死んでしまってなんと心細いことでしょう。
    でも、この絵本では、両親を待ちながらたくましく生きる兄弟が、明るく描かれていて、戦争が夢のようです。
    出合いが良かったのでしょうね。
    まるで実話のようです。
    カタカナで表現される「テーセン」が印象的です。
    その停戦がなされ、港に両親を迎えに行く兄弟でした。
    両親と再会するシーンがないのでちょっと不安ですが、初めて流した涙が報われることを願いました。

    投稿日:2018/01/02

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  • 前作に続き、お兄ちゃんは頑張ってます!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    「ぼくは弟とあるいた」の続編です。
    2007年に出ていますが、なんと、今までナビでこの絵本の感想を書いた方がいなかったようです。
    小林豊さんの作品だし、有名なシリーズの1作なので、てっきり誰か感想を書いていると思ってました。
    (そういう私も、続編を読んだのは今頃ですが……)

    「ぼくは弟と…」の前作はおじいちゃんの家までの道のり。
    今回は守ってくれていたおじいちゃんが亡くなり、戦争も終わったはずなのに、戦後の混乱で両親との連絡が途絶えた兄弟が、自分たちの稼ぎで両親のもとへ帰る話でした。

    “お兄ちゃん”は偉い!
    本当はおじいちゃんが亡くなってからとっても不安だった朗に、物語の中で一度も涙を見せないんです。常に弟のエルタンを思っているお兄ちゃんにエールを送りたくなります。

    もし、そういう時間をとってもらえるなら、連続で同じクライスにこのシリーズを読んでみたいです。小学校の4年生以上なら「戦争」の悲惨さは直接的には分からなくても、子どもたちだけで生きていこうとする前向きな生き方や大変さは、感覚で理解できる内容だと思います。

    投稿日:2012/06/04

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  • しっかりものの頼りになるおにいちゃん

    戦争中におじいちゃんの家に疎開した、兄と弟です。

    おじいちゃんが亡くなってしまって、兄弟で知恵を出し合って生活する

    様子に感動しました。

    おじいちゃんが、孫に見守られて逝ったのがせめての慰めでした。

    おじいちゃんは、とても幸せだったと思います。孫二人を残して逝くの

    は気にしていたとは思いますが仕方ないことだと思います。

    停戦までの兄弟の絆が素晴しいし、親に会えるまで涙を我慢して必死に

    生きてきた兄に感動しました。

    長男ってやっぱりしっかりして責任を持っているし、長男としての自覚

    を持っているので感動しました。

    投稿日:2010/07/17

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  • 小林さん

    小林豊さんの作品だったのでこの絵本を選びました。兄弟がお揃いの服を着て仲良く鞄を斜めにかけている表紙がとても愛らしかったです。兄弟が仲睦まじく協力し合って生きているのが素晴しいと思いました。少しの物を分け合っているのに感動しました。駅長さんや村の人に助けてもらいながら生かされている主人公達は幸せ者だと思いました。

    投稿日:2010/07/15

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  • 成長したふたりに涙

    • ハンガラムさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子18歳、女の子10歳

    前作「ぼくは弟とあるいた」の一年後を描いています。よく表紙を見ると、ふたりの着ているものがかなり小さくなってしまっていて、ふたりの成長を物語っています。
    頼りにしていたおじいさんが亡くなってしまい、生きるために、おじいさんの遺品を商売の品物と交換し、それを列車の中などで売って生活を続けます。
    長い間合っていない、おとうさんとおかあさんの顔を忘れないように、ふたりが似顔絵を描くシーンでは、思わず涙がこぼれそうになりました。杏の花が咲く景色が、とても美しくて切ないほどです。

    投稿日:2010/03/03

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  • 兄弟ちから合わしてね!

    • ゆろぽんさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子8歳、男の子6歳、男の子4歳

    戦争の時の、兄弟の話です。
    お父さん・お母さんから離れておじいちゃん家に
    お世話になってたんだけど、
    そのおじいちゃんが死んでしまって
    停戦になってお父さんが迎えにくるまで
    二人で力合わせて生きている話。
    おじいちゃんが残してくれた物を手放しながら
    何とか生き延びていった。
    弟の為にもしっかりしてるお兄ちゃん。
    何回か読んで、我が家の長男にも
    考える力、兄弟・仲間で助け合うことなど
    色々学んで行ってほしいと思いました。
    最後に、お父さんとお母さんに会えて 
    この旅にでてはじめて、僕の目から、なみだかこぼれました。
    っと書いてあり、
    お兄ちゃんである事の責任の重さや、気持ちがどっと伝わってきて
    感動しました。

    投稿日:2009/01/22

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  • 兄弟二人で生きる

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子11歳

    中東・アジアへの訪問で体験したことをベースに描かれる
    小林豊さんの作品群。
    何度か借りてきたことがあったせいか、
    私がこの絵本を読んでいると、うちの次男が「戦争の話?」と聞いてきました。
    表紙の絵でピン!ときたそうです。
    いやはや、君の野生の勘はすごいね。
    そう、黒海地方での見聞が基になったおはなしです。
    『ぼくは弟とあるいた』で、疎開のためおじいちゃんの家をめざした兄弟。
    無事におじいちゃんの家に落ち着いたその後が描かれます。
    そのおじいちゃんとの生活も、おじいちゃんの死で終わり、
    二人は再び、自力で生きていかなくてはいけません。
    途切れがちな両親との通信の中で、停戦したら迎えに行く、
    との言葉を信じて。
    一生懸命に「生きる」兄弟の姿が健気です。
    もちろん、同様の子ども達の姿も描かれます。
    どうしてもあげられないけど、気にかけてくれる大人の姿がありがたいです。
    「停戦」の言葉が象徴的です。
    私ですら実感できないからこそ、我が子達には折に触れ、
    このような現実を知ってほしいですね。

    投稿日:2007/09/21

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