くものきれまから太陽が顔を出すころ、ヤギのメイは、オオカミのガブがいる丘に向かいます。他のヤギにオオカミがいると心配されながらも、安定感をもって歩いていきます。だって待ち合わせ相手がそのオオカミなんでもの。二匹は、ある嵐の夜に友達になったんです。
食欲はいつだってヤギの2−3頭はぺろり、、、とか、(ヤギが)うまいんだからしかたねえす、いや、うらむくらいしんどいっす、、、とか、くいたいきもちでいっぱい、、、いや、おいらも、く、くやしいきもちでいっぱいでやんす、、、とか。
一生懸命滑ったクチをごまかしているところが面白いです。
メイを心配しているタプがおせっかいすぎてヒヤヒヤします。でも、最後に手をふって別れるメイをみて、タプは、メイがこぶしでオオカミを追い払ったと勘違いします。
種が違っても友情がはぐくめるのは良いですね。
娘は、タプがガブとメイが友達だと知らないところが面白かったと言っていますが同時に少し怖かったそうです。食べられないか、心配だったようです。