きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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表紙はジョージが作ったドラゴンマシーンの目の中で、ジョージが眠っているところです ジョージはあるとき空を飛ぶドラゴンが見えてから、色んなところでドラゴンを見るようになり、いたずらも自分のせいにされてしまいます ジョージは困り果ててドラゴンの楽園に連れて行く・・・というお話です 絵本の中には、沢山のドラゴンがいて、雑踏の中にドラゴンの足があったり、バッグから、カあや尻尾が出てたり・・それを見つけるのも、楽しいです もうひとつこのお話の中に、さびしいジョージが存在します きちんと見てくれない・・・という言葉からもそれが伺えます ドラゴンマシーンを作っちゃうの?ここは男の子たちは興味津々、作れたらいいよなぁってな顔をしながら見てます プレゼントの犬は実は・・・ここも子どもが喜ぶ場面でした
投稿日:2008/03/25
だれかに言われてよく見たら、「ほんとだ!!なんで気づかなかったんだろう」ということってありますよね! ある日、ドラゴンの存在に気づいたジョージ。 他の人は誰も、ドラゴンに気づいていません。 何故なら、きちんと見ていないから、気にかけていないから。 ページをめくるたび、「ほんとだ!!こんなトコに!」「こっちも!」と、今まで見えていなかったモノが急に見えたような、ワクワク感がありました。 じぶんだけが知っているという優越感、みんなに見つかる前に、ドラゴンたちを楽園へ誘導しなければという使命感。 月をバックにしたドラゴンマシーンのカッコイイことといったら! とってもドキドキ・ワクワクした一冊です!
投稿日:2016/03/17
ドラゴン自体、架空の生き物ですが、そのドラゴンを更に魅力的に見せるメルヘンチックな淡いタッチのイラストに、思わず目を奪われてしまいます。表紙を見た時からその世界観に引き込まれますが、ページをめくるたびに愛らしいドラゴンの虜になってしまいました。
投稿日:2015/01/05
思わず表紙の絵にひきつけられました。 雰囲気のある重厚な絵です。 主人公の男の子の心の中の深い悩みがあらわれています。 彼にしか見えないドラゴン。 そのドラゴンにじぶんを重ねていきます。 ドラゴンを助ける事で、自分の価値も実感できました。 自分が価値のない存在だと感じる時期があります。 自分で乗り越えるしかないのですね。 素敵な絵本ですが、かっこのせりふはないほうが良いかなと思いました。
投稿日:2010/10/10
日常生活でも気を付けて見ていたらドラゴンだけではなく 何か素敵なものを見つけられるかもという気分になりました。 ジョージが皆から愛されていることに気付いてくれて本当によかったです。 ドラゴンマシーンが幻想的で美しいです。
投稿日:2010/03/28
誰も気がつかないドラゴンを見つけたジョージ。 読んでいて、心に刺さってきた言葉は次の箇所です。 でも、だれもドラゴンに気づいてくれません。 きちんと見ていないから見えないのです。 気にかけていないと目にもとまらないのです。 (それって、だれもジョージのことをきちんと見てくれないし、 気にもかけてくれないのに似ているかも) 誰にも見えないドラゴンのいたずらで困った立場になったジョージは、ドラゴンマシーンを作ってドラゴンの国へ。 寂しい子どもの心の胸のうちというのは、この絵本のジョージのようなのかもしれません。ジョージの心情を思うと切なくなります。 息子よりも私の方が気に入ってしまった本で、大人が子どもの抱えている寂しさに気付いてほしいなと思いました。 でも、絵本を子どもと一緒に読んでいる大人は、大体子どもの心に敏感な方が多くて、子どもを寂しい状況におかないものなのかもしれないですね。 そう思うと、本を読まない大人の人にこそ読み聞かせが必要なのかもしれません。 大人にぜひ読んで子どもの心を感じてほしいと思います。 幻想的な絵がとても印象に残ります。表紙の絵を見て気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、「12月通り25番地」と同じコンビの作品です。
投稿日:2009/02/13
ジョージはある日からドラゴンが見えるようになります。 あっちにもこっちにも、町の至る所にいるドラゴン。でも、見えるのはジョージだけ。周りの人は気付かないみたい・・・。 子供には、そのままのファンタジーとして憧れのドラゴンと触れ合える素敵な絵本。 そしてお父さんお母さんからは、ジョージの冒険を心の成長になぞらえたりして、別の視点から楽しめる作品です。 印象深い幻想的な絵が魅力。幼稚園生から小学生まで、長い間読んであげられると思います。
投稿日:2008/10/17
表紙のドラゴンを抱いて微笑んで眠る少年 に引かれて読みました。 ジョージは本物のドラゴンを見た日から あちこちでドラゴンを見るようになります。 でも誰もドラゴンに気づいていません。 きちんと見ていないから見えないのです。 ジョージがビスケットなどをあげたことをきっかけに いたずらもののドラゴンたちは ジョージの後をついてまわるようになります。 ジョージは図書館でドラゴンについて調べます。 そして、ドラゴンの楽園にドラゴンたちを連れて行くため ドラゴンマシーンを作るのです。 ドラゴンマシーンがかっこいいです。 主人公のジョージは 『誰にもきちんと見てもらえない』と感じています。 ドラゴンのしたいたずらを自分のしわざだと思われ あやまり続けるジョージが不憫です。 もし自分の子供の周りでドラゴンがいたずらしても きっと私も子供のいたずらだと思い叱ってしまうのだろうな。 それって子供をちゃんと見ていないということなのかな? そして私の子供はジョージのように 『きちんと見てもらえない』と感じてしまっているのかな? ジョージのように家から消えてしまってから あわてないように、しっかり子供のことを見てあげたいです。 絵本はハッピーエンドです。 『誰にもきちんと見てもらえない』ジョージの思い過ごし だったみたい。 少年が脱皮するというか、鎧を捨てるというかそんな 印象を持った、絵本でした。 4歳の息子はジョージの作ったマシーンを 「自分で作ったの!?すごいッ」と感心している様子です。 マシーンが壊れても「直そうよ」と言っています。 文章には漢字が入っているので、一人で読むことは できませんが、絵を眺めながらページをめくっていました。 ドラゴンがいっぱいなので、数えたり、足跡を探したりしています。
投稿日:2007/09/27
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