この絵本の主役は靴か?と思うような表紙です(^^;
ともこが蹴り上げた赤い靴が、高々と空へ登っていきます。
蹴り上げた靴が、すぐに履けるように上を向いて着地したら晴れ。
裏返しなら雨。
横になって立ったら雪。
そんな天気予報遊び、しましたね。
今日初めて教えてもらった、ともこ。
「あ〜したてんきに なあ〜れ!」と、3回も繰り返し占います。
だって、明日は遠足なんだもの!!
結果は・・・
晴れ!
晴れ!!
・・・雪!?
まだ、セーターも着ていない、ススキの穂も若いこの季節。
雪が降るはずがないと思いながらも、心配でいっぱいになるともこ。
秋空を見上げて、雲にお願いします。
懐かしく、可愛らしい絵本です。
前半は、秋空と原っぱの寒色。
後半は、秋の燃えるような夕焼けが鮮やかです。
お話も可愛らしく素敵ですが、長新太さんの絵が迫力満点。
秋の夕焼けに包まれる絵本です。
最後、お母さんの一言にほっとしますね。
福音館で特製版が出ています。