「チリンでんしゃ」 みんなの声

電車に乗って動物園におでかけ！楽しい気分がこちらにまで伝わってきます。ただ、その乗っている電車、なんだか乗客がおかしい？！他の人からみると、主人公も何かの動物に変身していたのかもしれません。動物園に行きたくなりました。

『つぎとまります』や『やまのバス』など、村田エミコさんが描く木版画ののりもの絵本が好きです。
今度は電車ということで、これまた読むのが楽しみでした。
男の子がおばあちゃんと動物園に行く途中のでんしゃの中。乗客や車掌さんが動物に見えてくるなんて、なんてかわいらしいんでしょう。
動物好きにも乗り物好きにもおすすめしたい絵本です。

村田エミコさんの、温もりのある木版画で心地よい絵本です。
おばあちゃんに連れられて、電車で動物園に向かう坊やの期待感が膨らんで、乗客や車掌さんが動物に見えてくるところが微笑ましく感じられました。
どの人が何の動物に見えたのか、答え合わせも楽しめる絵本ですが、結構難しいです。

動物と電車が好きな息子がハマった絵本です。

男の子が大好きなおばあちゃんと動物園に向かうために電車に乗りますが、気付くとキリンの車掌さんやゾウの運転手さんがいる電車になっていました。
動物好きの息子は、次々に出てくる動物を指差しながら、キャーキャー騒ぎながら読んでいます。

読んでいて気付いたのですが、動物園に一緒に行くのは、母親でも父親でもなく、おばあちゃんなのです。
わが家も祖母と同居していて、日常の中で一緒に過ごす祖母は身近な大切な存在です。
息子にとっても、この本の流れはきっと身近な話になっていることと思います。