「ちびねこチョビ」 みんなの声

いたずらっこの子猫が主人公。
子猫が、我が子に当てはまり、いたずらにあちゃー、やられたー、と共感できます。
文字も大きく、絵もたくさんかかれているため、絵本から本への切り替えにちょうどいいです。
子供一人でも読みやすいですが、子猫を想う母猫の気持ち、そして、そんないたずらっ子も親になり、親の気持ちを実感することまで書かれていて、親子で読んでも楽しめます。

小学校から借りて小学校１年生の娘が一人読みしました。
児童書といっても幼年童話のような感覚でとても読みやすかったようです。
イラストもたくさんで文字数も少ない。
まさに一人読み初心者にもぴったりな本に思いました。

大きな絵がたくさんあり、文字が少ない。
ちょうど絵本と児童書の境目にある本かと思います。
そろそろ児童書、幼年童話に手を広げてみたい時期にお勧め。
一人でも難なく読めます。

いたずらばかりするチョビに息子は笑い転げていました。
でも行方不明になると心配顔。
無事、お母さんの元へ戻るとほっとした顔をしていました。

しかし、成長し、自身も母親になって親の大変さを思い知り。
私のほうがギクッとなりました。
いつか子ども達も同じようなことを思ったりするのかしら。

一人でも難なく読めますが、一緒に読むとさらに楽しめます。

いたずらっこの息子に読んであげたらチョビにすっかり感情移入したようです。チョビがママねこに叱られお尻を叩かれた後に、やさしくペロっとされる所が大のお気に入りです。母の気持ちと子供の気持ちが両方ともよく描かれている良い作品だと思います。

最近娘がはまっている「幼年童話」系です。
角野栄子さんの作品なので、黒猫の姿が
つい、魔女の宅急便のジジとかぶるのですが
この話は、その黒猫チョビがいたずら放題で母猫を煩わていて、
やがて母猫になり、子供たちのいたずらに、母の気持ちを知るという展開です。
決め台詞の「おかあさんになるってたいへんだなぁ」は
私が子供の頃母に言われた「あんたも子供生んだらわかるわ」と
同義語でしょうか・・・。