おにの子こづな」 みんなの声

おにの子こづな 作:木暮 正夫
絵:斎藤 博之
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:1991年
ISBN:9784593562299
評価スコア 4.4
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みんなの声 総数 4
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  • 息子大満足!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子1歳

    じさまと暮らしていた娘が鬼にさらわれ、
    男の子が生まれます。
    この男の子がこづな。

    そして娘を探しにでかけたじさまは、
    はたおりの音のする一件の家にたどり着きます。
    そして小さい子供が出てきます。

    この場面で息子は「あっ!もしかして!」と声をあげました。
    そう、こづなと娘と鬼が暮らしている家です!

    昔話があまり好きでない5歳の息子も、
    小さい男の子が主人公で、
    親近感が沸いたのか、
    途中から話に吸い込まれるように絵本に見入っていました。

    そしてこづなの提案で逃げる三人。
    じさまとお母さんを助けるために、
    自分のお父さんである鬼と奮闘しますが、
    お尻を出してペンペンする場面、
    とっても子供らしい作戦で、
    読んでた息子も大満足!

    昔話で絵もとっても昔風なのに、
    今の子供とおなじようなこづなの行動に、
    とっても親近感が沸いている息子。

    読み終わった後は「面白かったねー!」と
    大満足したようでした。

    投稿日:2012/08/07

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    1
  • 岩手県の民話

    • イヨイヨさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    鬼のでてくる日本の民話はいくつも読んだり聞いたりしましたが、こちらは初めてでした。
    原話は各地にあるらしいですが、こちらは岩手県に伝わるお話だそうです。
    ある日突然、鬼に娘をさらわれてしまったじさま。娘を探しにいってみると、娘と鬼の間に「こづな」という名のこどもができていた。そのこづなのおかげで鬼から逃げ再び娘といっしょに暮らせるようになったというお話。
    こづなにとって鬼はお父さんなのですが、親子のやりとりとは思えない迷いのない行動に、男の子のたくましさを感じました。

    投稿日:2019/02/15

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    0
  • 鬼にさらわれた娘は しかたなく お人子どもを産むのですね
    鬼も子どもをかわいがるのですが・・・  こづなと名付けられすくすく育つんです
    一方娘をさらわれた じさまは娘を捜しに鬼のすみかに
    鬼はじさまを食べたくて・・・・でも こづなが守ってくれたのです
    こづなはおにが父親ですが、 じさまに有利なように応援してくれるのです(こづなのおかげですね)

    そしてとうとう 逃げるのです  
    ストーリーのおもしろさに ワクワクします
    こづなが おしりをだして ペンペンとやるところ(笑えます) 鬼は 笑って飲んだ水をはき出し 逃げることができたのです

    こづなは おにの子ですが 母とおじいさんと仲良く暮らしたというお話です(こづなは 小さな角があります おおきくなったらどうするのかなあ?)
    じさまの知恵で 鬼の嫌いな菖蒲を植えたと言うことです

    斉藤さんの迫力のある鬼の絵  勢いがあり 素晴らしいです

    投稿日:2018/03/16

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    0
  • この本を読んで、他の「おにのここづな」を読んでみたのですが、話がかなり違うのに驚きました。
    そして、やっぱり最初に読んだこの本が一番気に入ったのは、最初の印象が残っていたからでしょうか。
    おじいさんと娘という関係では、こづなはひ孫になってしまうのですが、そんなことはさておいて、斎藤さんの絵がユーモラスで、鬼もあまり悪そうには見えないので、心許してしまいました。
    最後は3人仲良く暮らしましたという、ソフトなエンディング。
    昔話はこんな終わり方が良いですね。

    投稿日:2013/04/11

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