「パンどろぼうとなぞのフランスパン」 みんなの声

パンどろぼうシリーズは子どもたちに大人気のようですが、いきなり３巻目を手にしたのは失敗でした。
１巻２巻と伏線があってこそ、面白さ倍増なのでしょう。
パンどろぼうの正体は知っていたのですが、フランスパンにネコを忍び込ませるためには、無理があるように思いました。
それにしてもネコとネズミが仲良くパンを作る構図はミゴトでした。
子どもたちにウケる要素は詰まっているようです。

まずいパンを口に入れたときの、あの表情が秀逸です。
どんな味なんだと。
そして、正体がバレたときも、子供たちのなかなかに良い反応が見られました（笑）。
「あんなにめちゃくちゃに、ちらかしたらだめだよね…」というごもっともな意見も。

ドタバタなストーリーならではの楽しさがあります。

どの本を借りようか悩んでいた子供が、読み聞かせた後に、借りて行ってくれました。

我が家の子供たちのお気に入りのページはなぞのフランスパンの正体が明かされるところ。
そのページになるといつも大笑いです。
なんといってもパンどろぼうが一番苦手なあの動物ですからね。
パン屋のおじさんと一緒できっとパン作りが得意ではないんだろうな、というパンのラインナップにも注目です。

パンどろぼうシリーズ、人気がすごいですね。我が家では4歳の息子とパパがはまっています。
今回は姿から何となくネズミの天敵が予想されるフランスパン、、、だけど、パンどろぼうと同じくパンを、パン屋を愛する猫だったのです。森のパン屋のおじさんが作ったパンがディスられるのにクスッとしてしまいます。

幼稚園で読まれたことがあったようで、この本面白いよ！と言って子供からおすすめされた絵本。
ストーリーや絵だけでなく、ページの隅々まで小さな工夫（面白さ）が散りばめられていて、ほぼ毎日読んでいても、小さな発見があったりして面白いです。
子供も大人も楽しめる絵本だと思います。

パンどろぼうシリーズ、第三弾。
「なぞのフランスパン」ですが、表紙の絵…これはどう見ても、あの動物です。

パン職人として堅実に働いている、もとパンどろぼうのもとに現われたなぞのフランスパン。目的をもってパンどろぼうのパンやさんの邪魔をします。
中盤の衝撃シーンは、三作中ピカイチだと思いました。

ただ、邪魔の仕方が…食べ物を粗末にするのに抵抗がありました。ほかの方法もあったかなぁと。なので、☆4つです。

あと、表紙めくってすぐのパンが並んでいる絵。
よく眺めて下さい。
「ラ」が一つ多い気がするのですが、どうでしょう。

最近、我が家ではフランスパンをよく食べてるので、フランスパンを被ったパンどろぼうの登場になんだか嬉しくなりました。
フランスパンのどろぼうの正体は。。。パンどろぼうの宿敵！あの動物だったのです！
お客を取られた腹いせに、店の中を荒らされたパンどろぼうでしたが、心の広い対応に、感動しました！！
ゆるーいキャラクターたちに、癒されます！

今回はフランスパンが登場。最初からかなり悪さをするフランスパンの正体は・・・！（笑）　テンポよくすすむお話に、シュールな感じもあるユニークな絵。やっぱりおもしろい。そして、今回のお話は最後にほっこりして、それもよかったです。読み終わったら、パンが食べたくなりました。

シュールな感じが魅力のパンどろぼうシリーズです。
なぞのフランスパン、なかなか悪いことをしでかしますが、許してあげるパンどろぼうは優しいなぁ。どちらかだけが儲けるのではなく、共存出来る方法を思いついて実行した二人のパンは偉いと思いました。パン屋のおじさんが焼いたパンがまずくて、フランスパンがまいってしまうっていうのが、いい感じにゆるくておもしろかったです。

まさかパン達がかぶりもの？！してたなんて。なんだかとてもホッコリする可愛いお話でした。子どもも似たような気持ちを抱くことがあるんじゃないかな。意地悪するのじゃなくて違う選択をとれる人になって欲しいな。そんな気持ちになりました。最後はハッピーエンドで良かった良かった。