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ようたとからあげくん」 みんなの声

ようたとからあげくん 作:松崎 泰子
絵:有賀忍
出版社:銀の鈴社
税込価格:\1,320
発行日:2022年04月27日
ISBN:9784866181301
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,230
みんなの声 総数 14
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  • 当たり前のことに気づかされる

    飢えることなどまずない恵まれた環境にいる私たちは、味を重視するあまり、あまり美味しくないものに目を向けることは少ないです。固いお肉を嫌がるのは、子供だけではないでしょう。
    でも、その固い唐揚げだって元々は生きていたニワトリ。沢山歩き回って運動をして、栄養を蓄えたお肉を私たちは頂いているのです。目の前にある食べ物は、貴重な命を頂いたものなんだという当たり前のことに気づかせてくれます。

    投稿日:2022/12/06

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  • 唐揚げの叫びがすっきりとこころに届きます

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子17歳、男の子13歳、男の子3歳

    種類も豊富で、安くておいしいのが当たり前になってきました。
    柔らかくてジューシーなのが、おいしい食べ物の代名詞のようだし、こどもには食べやすくて助かることも多いのです。
    それももちろんありがたいのですが、お肉が固いのには理由があって、大切にしている想いがあること。
    食物を大切に育てられている生産者さんの想いはとてもありがたく感じました。しっかり受け止めて、こどもたちにつたえたいと思いました。

    投稿日:2022/12/06

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  • 食育となるお話

    全ページ試し読みで読ませていただきました。
    ようたが食べた朝ごはんの唐揚げ。硬くて食べられずにいると、その唐揚げがしゃべり出します。
    なぜからあげが硬いのか、その意味を知って、食べられるようになるようた。命の大切さを知れる体験は貴重ですね。
    有賀忍さんの描く板絵が、やわらかくて温かい雰囲気で良かったです。

    投稿日:2022/12/01

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  • 命をいただくということ 受賞レビュー

    ようたに、固くて食べられないと言われたからあげくん。
    がんばって食べてよー!と、ようたに声をかけました。
    びっくりするようたの肩にちょこんとのっかるからあげくん。
    ようたは、からあげくんと一緒に、おばあちゃんの誕生パーティーに行くことに…。
    ようたは、養鶏場のおじさんの所へ卵を買いに行くおばあちゃんについて行き、おじさんにいろいろな話を聞いて、からあげくんが、固かった理由を知ります。
    そして…。

    食べることは命をいただくのだということを、とっても楽しくわかりやすく伝えてくれる、素晴らしい一冊です。
    お話を楽しみながら、自然と、命について考えることができるので、子どもたちの心にしっかりと届くと思います。
    私たちは、いろいろな命をいただいて生かされている。食べること。生きること。たったひとつのかけがえのない命の重みを、小さな頃にしっかりと感じて育つなら、自然と、自分も他の人のことも大切にしなければと思うようになるはずです。
    楽しいお話として、多くの子どもたちに手渡していきたい一冊です。

    投稿日:2022/12/04

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  • 命に感謝

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    私の小さい頃、祖父母がニワトリを飼っていたので、鶏の料理を食べさせてもらったことを思い出しました。
    都心に住んでいると鶏舎、牧場、畑、田んぼ、漁港…そういった場所とは隔たりがあります。
    子どもたちが、食べ物のルーツを身近に感じる機会は、少ないだろうなと思いました。
    タイトルは子どもたちの大好きなメニュー「からあげ」ですが、食に関する大事なテーマが盛り込まれたお話でした。

    投稿日:2022/12/02

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  • 命をいただく

    昨日のからあげが、ようた君にはかたくて食べられません。
    冷蔵庫に一晩入れてたからかな? それともお母さんの料理方法が悪かったのかな?と思いきや、なんと元のニワトリからして私たちが普段食べているものとは全く違っていたのに驚きました。

    お日様の光の下でしっかり運動させたニワトリはみんな健康で元気一杯。でも身が引き締まってるから、どうしてもかたくなってしまう。でもそれだけ栄養が豊富なのでしょうね。
    ケージフリーの卵も絶対美味しいはず!
    「かしわ」、私も地元が西日本なので鶏肉のことをそう言うことがあります。絵本ではおばあちゃんの博多弁が味があって良かったです。

    どんな生き物にも大事な命があり、それらを食べるということは命をいただくということ。
    だからこそ、「いただきます」「ごちそうさま」の感謝を忘れず、残さず美味しくいただきたいと思います。
    食育をテーマにした絵本ですが、鳥インフルエンザの殺処分やブロイラーの問題等、色々と考えさせられる内容でした。

    投稿日:2022/12/01

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  • 食育にぴったり

    私自身、食べ残しに対して厳しくしつけられて育ったので、めったなことでは食べ物を残すことはありません。そのため、多少かたい食べ物も気にせず、食べる大人になりました。
    けれども、この本を読んで「そうか、かたい食べ物にはそれなりの理由があることもあるんだな」と知ることができ、興味深かったです。
    「食べ物を食べるということは命をいただくこと」ということがよくわかる、食育にぴったりのお話でした。

    投稿日:2022/11/22

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  • どうして固いのかな

    から揚げは、子どもから大人まで人気のメニューですよね。レモンをのせた、から揚げくんがカワイイなと思いました。固いから揚げがきらいなようたくんですが、どうして固いのか、理由を知ることができて、よかったです。固いから揚げも、かみしめていただきたいですね。大皿にもられたから揚げが、おいしそう。いいにおがしてきそうでした

    投稿日:2022/11/21

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  • 食育テーマ

    固いからあげが苦手でたべられない主人公の「ようた」。食べてもらえない唐揚げが、擬人化して話しだし、「ようた」の肩にいつも乗っていることに。え?どんな話を思いながら読むと最後は食育テーマだった。鶏インフルエンザで処分される鶏には、人間の身勝手を感じ、いつも心が痛む。奪った命、大切に感謝して食べたいですね。

    投稿日:2022/11/16

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  • からあげくんの秘密

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子29歳、男の子26歳

    絵ものがたり。
    でも、すっきりとまとまっているので、絵本感覚で楽しめます。
    ようたが朝食で食べたのは唐揚げ。
    でも、少し硬かったので文句を言うと、からあげくんが登場、という訳です。
    おばあちゃんのお誕生日会に出かけて知ったのは、
    養鶏場のかしわや卵のこと。
    なるほど、丁寧に育てられたかしわが固いのにも理由があったのですね。
    自然にそんな知識が学べるのも素敵です。
    すっかり、からあげくんの秘密を知ったようたが頼もしいです。
    食育のテーマでもセレクトしたい作品です。

    投稿日:2022/11/20

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