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うちのおかあちゃん」 みんなの声

うちのおかあちゃん 作:小手鞠 るい
絵:こしだ ミカ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2022年07月31日
ISBN:9784033502304
評価スコア 4.5
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  • 岡山弁で交わされる親子の会話

    賑やかに描かれた表紙のイラストに惹かれ、手に取りました。
    三味線がうまく頭がいいおかあちゃん。口やかましくて気が強いけれど、目が悪くて手術に失敗し、ある日とうとう視力を失ってしまいます。
    こちらのお話は小手鞠るいさんのお母さんがモデルになっているそう。ちょっと重いテーマだとは思うのですが、岡山弁で交わされる親子の会話によって暗さを感じさせません。
    こしだミカさんの軽快かつ力強いイラストがお話にぴったりあっているなと思いました。

    投稿日:2024/02/06

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  • ユーモアで語る視覚障害

    小手鞠るいさんのお母さんをモデルにした、実話が基になっているということで、とても重厚で現実感のあるお話になっています。
    次第に目が見えなくなっていく不安というものは、いったいどんな感じなのでしょうか。
    お母さんは恐怖を感じつつ、明るく受け止めようと見せていますが、その力強さには圧倒されるばかりです。
    次第に視界が悪くなり、とうとう全盲になったときの悔しさは、切実な悲鳴に聞こえました。
    それだけの重い話なのに、岡山弁で語られるこのお話は、人情味たっぷりで、ユーモラスであり、哀愁があります。
    そうしなければ、つらすぎることもよくわかります。
    目が見えなくなったお母さんが書いたお守りには、何も言えません。
    こしだミカさんが、これまた素晴らしい人生劇場に仕上げています。

    投稿日:2023/01/18

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  • なんか、表紙の絵が子どもの作品みたいで
    楽しそ〜
    小手鞠さんの作品だし
    これは、まちがいないでしょ〜

    関西弁ともちょっと違うような…
    小手鞠さんご出身の岡山弁!
    へぇ〜

    のバイタリティーのある
    視覚障がいがあるおかあさん
    裏表のない、感情丸出しの人間性
    強い!かと思うと
    大声で泣く
    そうかと思うと
    「ヘレンケラー」になる!
    と、前向き
    すごいなぁ〜

    時分に正直に、まっすぐに
    「生きている!!」という感じ

    それをしっかり受け止めて
    まりえちゃんは育っているんだなぁ〜
    友達のゆずかちゃんも優しい子だなぁ〜

    最後はじ〜んとしますが
    くすっと笑わせてもくれます

    投稿日:2022/09/07

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