「ドタバタ・クリスマス」 みんなの声

サンタクロースにも調子の悪い時もあるのかも知れませんが、こんな絶不調では、サンタクロースが可愛そう気持よりも、ひどいクリスマスだと思いました。
喜んだのはシルベスターさん家族だけかも知れません。
だって、予定していなかったプレゼントまで、残したままじゃありませんか。
助手を務めるジェラルドの存在もよくわかりません。
ちょっとドタバタ過ぎたかも知れませんね。

こんなドジなサンタクロースは初めてで、心配になるほど……。でも、おもしろいです。そして、しっかり片づけている小人のジェラルドがなんとも頼もしい。二人の様子にほっこりします。まさに、タイトルどおりのドタバタ！　絵もかわいくて、とっても楽しいクリスマス絵本でした。

図書館の新着コーナーで見つけました。
とってもあわてもののサンタクロース。ソリから落ちて鼻をぶつけ、ツリーにはぶつかり、忘れ物もしちゃう。
読みながらずっと、「あわてんぼうのサンタクロース」のメロディが頭に流れていました。
しっかり者のエルフがついていてくれてよかった。
なんとも愛らしいサンタさんでした。

サンタクロースの存在って、子供達にとっては不思議で謎なんですよね。
我が家の子供も小学校高学年でサンタクロースの存在を疑い出し、そしてすっとぼけている親の私で、実に微妙な時期です。
いるのかいないのかわからない・・・どんな人なんだろう・・・そんな存在を絵本でたっぷり味わうのも子供ならではのことかもしれませんね。
こちらのサンタさんはおっちょこちょいでどこかドジな、でも憎めないサンタさんですね。