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かえるくんととりのうた」 みんなの声

かえるくんととりのうた 作・絵:マックス・ベルジュイス
訳:清水 奈緒子
出版社:らんか社
税込価格:\1,430
発行日:1991年
ISBN:9784915632624
評価スコア 3.83
評価ランキング 45,621
みんなの声 総数 5
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  • 初めての“死”

    正直、私自身がこの絵本をこなせて(消化できて)いない感があります。
    死を扱った話です。今まで、死を見たことない子供にとっては、動かなくなって
    しまったことの意味が分らないから、きっと、絵本の中のかえるくんみたいに
    誰かに聞きに行くのでしょうね。

    今、6歳の息子も全くそういう経験がないので、きっと同じ態度を取ることでしょう。
    その点ではとっても納得しているのですが、どうしても、私がこなれることが出来ないのは、
    あんなに悲しんで厳かに埋葬したのに、どうして急に、鬼ごっこが出来るのでしょうか? 
    きっと私が歳を取りすぎてしまって常識やら慣習やらに縛られているから、モヤモヤ感が
    残るのかもしれません。

    印象的だったのが、死と言うものを教えてくれた“のうさぎくん”が
    「このよのなかにあるものはね、みんな、いつかはしんで、あのよへいくんだよ」
    と言いながら天を指していること、そしてみんなが上を見ていることでした。

    それと、この絵本のシリーズでは表紙を開いたところのページは通常、風景とかが
    多いのに、お花が散らばったように描かれているので、その部分を初めて見た時には、
    おや? 珍しいなと、ちょっと違和感を覚えました。その違和感が的中したらしく、
    これは手向けた花なんですよね...

    暗くなりがちの死を純粋に捉え、そして、こどもの目線からその死から「生きることの
    喜び」を学んだところに意義があるのだと思うけれど、やっぱり大人なのかなぁ、
    ちょっとしっくり来ませんでした。でも、いい本だと思います。いつかこの本の真意が実感
    できたら、評価はきっと4つ☆になると思います。

    投稿日:2011/07/19

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  • わかりやすく・・・

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子9歳

    「死」を取り扱った絵本です。

    地面に横たわるとりくんを見つけたかえるくんたち。
    最初、死んでいるとは理解していませんでした。

    そこへ、のうさぎくんがやってきて、
    「死んでいるんだよ。」と教えてくれます。

    のうさぎくんの説明は、かえるくんに話しながら、
    聞き手にも、「死」というものがどんなものなのかを、
    優しく教えてくれています。
    小さな子でもわかりやすいと思いました。

    「死」を理解してからの行動も、
    みんなでとりくんを弔ってあげて良かったです。

    最後はみんなでおにごっこ。
    そこは、子どもらしいな〜と思いました。

    投稿日:2010/06/08

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  • とりの死

    とりの死が理解できずに、「どこか悪いんじゃあないのかなあ。さっきから、ぜんぜんうごかないんだ」「ねむっているのよ」
    無邪気に心配しているかえるくん、ぶたさん、あひるさんです。
    のうさぎくんに「死んでいるんだよ」と言われて「死」を何となく理解出来たみたいです。とりくんを、そっと自分達で掘った穴に寝かせ、とりくんの周りに花を投げ入れ、土をかぶせて、その上に綺麗な石を置いて・・・。知らなくてももう充分に弔ってあげているかえるさんたちに頭が下がりました。もう死んでしまったとりさんも、元気を取り戻してみんなで、日が暮れるまでおもいきりはしゃぎまわるのを喜んでいてくれると思います。いままで、とりさんもみんなと一緒に仲良く仲間に入っていたんだから、温かく見守っていてくれると思いました。
    命ある限り精一杯今を生きたいを改めて思わせてくれる絵本でした。

    投稿日:2009/03/31

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  • 子どもの心の回復

    かえるくんシリーズの一冊で「死」を扱ったものです。
    幼い子どもは「死」が何であるのか理解できません。

    お話の中でも、道端に横たわる「とりくん」を見て、かえるくんやその友達は、「どこかわるいんじゃないのかな・・」とか「ねむっているのよ」とか互いに話をします。
    でも、のうさぎくんがやってきて「しんでるんだよ」と言った瞬間、かえるくんが「しんでるって?」と動揺します。
    「このよのなかにあるものはね、みんな、いつかはしんで、あのよへいくんだよ」とのうさぎに言われ、かえるくんは、いつか自分たちにも死が訪れることを何となく理解します。
    そして、みんなで「とりさん」のために、穴を掘って「とりさん」をねかせ、花を投げ入れ、土をかぶせ、きれいな石を置いて、お墓を作ってあげます。
    お墓が完成した瞬間、あたりに静寂が漂い、「とりさん」の死がじわじわ実感され、皆無言で帰途につきます。
    ところが、突然、かえるくんが駆け出して「おにごっこしよう!」といい、結局、皆で日が暮れるまではしゃぎまわります。そして、最後に「いきてるって、すてきだね」とかえるくんが言います。

    大人と子どもの悲しみの表現の仕方は、時に異なります。
    「とりさん」の埋葬が終わった直後なのに、はしゃぐなんて節操がないと眉を顰める大人がいるかもしれません。
    「喪に服す」という言葉があります。
    けれども、子どもの場合、「遊ぶ」という行為が悲しみを乗り超えて、元気を取り戻すのにかなり役に立つことがあります。なので、どうか眉を顰めず、暖かく子どもを見守る大人であってください。
    子どもの「死」の理解の仕方やその後の反応が生き生き描かれた本だと思います。

    投稿日:2008/02/13

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  • みんないつかはあの世へいくんだよ…

    • ムースさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子8歳、女の子3歳

     小鳥の死を扱った作品。小さな子供には難しいテーマですが、やさしく分かりやすく描けていると思います。最後がいいなと思いました。再び鳥の歌が聞けて、希望を感じさせます。

    投稿日:2002/11/28

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