5歳の長男に読みました。
ゆきだるまの「るん」と「ぷん」の話です。赤い帽子の「るん」は働く人、青い帽子の「ぷん」は励ます人、毎日早く起きた方が好きな帽子をかぶることができます。ある日、二人が同時に青い帽子をつかむと、ビリッと真っ二つに裂けてしまいます。そこに二人が作り出した「ぶん」が登場して、どんどん話に引き込まれます。
大人の私は、最後は二人で仲良く働くんだろうなと予想しながら読みましたが、帽子の繕い方は予想外でした(赤青半々にするのかと思いました)。でも、終始愉快な展開で楽しいです。
すべての文章がひらがなとカタカナで書かれていて、大半が白黒ですが全ページに絵があります。はじめて童話を読む5歳から1年生くらいの子にぴったりの本です。