今度1年生のクラスに持っていく絵本を探していて、この絵本を読んでみたのですが…。
絵は可愛いし、ラストはお友達と仲良く学校へ行く姿が描かれていて、明るい終わり方ですが、
ランドセルの色のことで、主人公のさながあれこれ悩むシーンが長く、子どもたちがこの話を聞いた時、この嫌な気分に同調してしまったら楽しい朝読の時間が苦痛になってしまう気がしました。
友達との約束を大事にすることは悪くないですが、その約束にとらわれ過ぎて、本当に大事なことが見えなくなってしまうのは困ります。
最近の子どもたちは「仲間外れにされないために」常にだれかと同じものを選択するとか、意志の強い子のいわれたままに行動するところも見えるので、
果たして、この絵本を子供たちに読んでいいのかな?と思い、評価は低めにしました。